カンヌを震撼させた國村隼&ナ・ホンジン監督が登壇 映画『哭声/コクソン』ティーチイン付きプレミア上映が決定
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『哭声/コクソン』國村隼 (C)2016 TWENTIETH CENTURY FOX FILM CORPORATION
『哀しき獣』のナ・ホンジン監督、國村隼出演のサスペンス・スリラー『哭声/コクソン』 が3月11日より公開される。同作の公開を控え、ナ・ホンジン監督が来日し、國村とともに1月24日のティーチイン付きプレミア上映に登壇することが決定した。
『哭声/コクソン』撮影中のナ・ホンジン監督(左)と國村隼(右)
『哭声/コクソン』は、2016年カンヌ国際映画祭で上映されると、衝撃的な内容で観客を震撼させたスリラーだ。2016年に本国韓国で公開され、観客動員数700万人に迫るヒットを記録。韓国で最も権威ある映画賞のひとつである第37回青龍映画賞ではナ・ホンジン監督が監督賞を受賞したほか、出演した國村が同映画賞の歴史の中で韓国以外の外国人俳優として初受賞となる男優助演賞と人気スター賞を受賞。同年最多となる合計5部門を受賞した作品だ。同じく韓国のアカデミー賞といわれている第53回大鐘賞でも同年度最多タイとなる5部門で受賞。アメリカ、フランス、イギリスなど世界22ヶ国で公開・上映されたのち、日本での公開となる。
青龍映画賞 授賞式での國村隼
得体の知れない”よそ者”が平和な田舎町にもたらす、奇怪で恐ろしい事件の顛末が描かれる。田舎町では、”よそ者”の来訪以来、村人が自身の家族を残虐に殺し、濁った眼と湿疹、爛れた肌、言葉を発することもできない状態に。村の警官ジョングは自分の娘に同じ湿疹があることに気づき、よそ者を追い詰めていく。警官・ジョングを『悪いやつら』『哀しき獣』など多数の作品に出演するクァク・ドウォンが演じ、國村は”よそ者”を鬼気迫る姿で怪演。『ベテラン』のファン・ジョンミンも出演している。
ナ・ホンジン監督と國村が登壇するティーチイン付きプレミア上映は、東京・シネマート新宿で開催。
映画『哭声/コクソン』 は、2017年3月11日よりシネマート新宿ほかにて公開。
『哭声/コクソン』ティーチイン付きプレミア上映
日時:2017年1月24日(火)18:30上映開始(ティーチインは上映後)
場所:シネマート新宿(東京都新宿区新宿3丁目13−3 新宿文化ビル)
登壇者(予定):國村隼、ナ・ホンジン監督
料金:2,000円均一(税込)
映画『哭声/コクソン』
(C)2016 TWENTIETH CENTURY FOX FILM CORPORATION
(2016年/韓国/シネマスコープ/DCP5.1ch/156分)
監督:ナ・ホンジン
出演:クァク・ドウォン、ファン・ジョンミン、國村隼、チョン・ウヒ
<ストーリー>
平和な田舎の村に、得体の知れないよそ者がやってくる。彼がいつ、そしてなぜこの村に来たのかを誰も知らない。この男についての謎めいた噂が広がるにつれて、村人が自身の家族を残虐に殺す事件が多発していく。そして必ず殺人を犯した村人は、濁った眼に湿疹で爛れた肌をして、言葉を発することもできない状態で現場にいるのだ。事件を担当する村の警官ジョングは、ある日自分の娘に、殺人犯たちと同じ湿疹があることに気付く。ジョングが娘を救うためによそ者を追い詰めていくが、そのことで村は混乱の渦となっていき、誰も想像てきない結末へと走り出す。
公式サイト:http://kokuson.com/
(C)2016 TWENTIETH CENTURY FOX FILM CORPORATION