【応募期間終了】『ピピン』来日記念オリジナルチケットホルダーをプレゼント!
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『ピピン』オリジナルチケットホルダー
ブロードウェイミュージカル『ピピン』来日公演が、いよいよ9月4日(金)より渋谷・東急シアターオーブにて開幕します。これを記念して、SPICE読者様向けプレゼント企画を実施します。
「『ピピン』オリジナル
【応募方法】
1. SPICE公式Twitterアカウント「@spice_topics」をフォローしてください。
2. 当記事の下部のツイートボタンをクリックして投稿、または、下記のツイートをそのままリツイートして下さい。
【Twitterで応募】『ピピン』来日記念オリジナル
— SPICE [スパイス] (@spice_topics) 2015, 8月 26ホルダーをプレゼント! | SPICE - エンタメ特化型情報メディア http://t.co/3nRG45h1vf
【応募期間】
応募期間は終了しました
【当落結果通知】
2015年9月1日(火)~9月3日(木)※TwitterのDMにてお知らせします。
【参加条件】
・TwitterでSPICE公式Twitterアカウント(@spice_topics)をフォローしていること。
・日本に居住されている方(賞品配送先が日本国内の方)
・応募に関する注意事項に同意いただける方
【当選発表について】
・プレゼントの当選については、厳正なる抽選の上、決定させていただきます。
・当選者の方にはSPICE(@spice_topics)のアカウントよりDM(ダイレクトメッセージ)にて当選のご連絡をさせていただきます。
・プレゼントに関するDM/メンションでのご連絡は、平日10:00~18:30となります。
※DM(ダイレクトメッセージ)は、SPICE(@spice_topics)をフォローいただいておりませんと、お送りすることができませんので、ご注意ください。
【注意事項】
※本キャンペーンに関して、弊社が不適切な行為がされていると判断いたしましたアカウントは、キャンペーン対象外とさせていただきます。
※弊社は、ご応募者のツイート内容については一切の責任を負いません。
※当選通知期間内にお返事がない場合、当選を無効とさせていただきます。
※当選結果に関するお問い合せは受け付けておりませんので、ご了承ください。
※当キャンペーンの掲載内容や条件は、予告なく変更する場合がございます。あらかじめご了承ください。
※当選の権利の譲渡はできません。
※当選時にご連絡いただく住所、氏名、電話番号は、プレゼントの送付のみに使用し、キャンペーン終了後は弊社の定める方法に基づき消去いたします。
※次の場合はいずれのご応募も無効となりますのでご注意ください。
・応募時の内容に記載不備がある場合。
・お客さまのご住所が不明・又は連絡不能などの場合。
『ピピン』は1972年ボブ・フォッシー演出により初演、当時5部門ものトニー賞を受賞した。2013年にはダイアン・パウラスによる新演出版でブロードウェイに復活、圧倒的な好評を得て、第67回トニー賞では10部門ノミネート、最終的にミュージカルリヴァイヴァル作品賞、ミュージカル主演女優賞(パティナ・ミラー)、ミュージカル助演女優賞(アンドレア・マーティン)、ミュージカル演出賞(ダイアン・パウラス)の4冠に輝く快挙を成し遂げた。今回、来日するのはこの新演出版のプロダクションだ。
編集子も2013年にブロードウェイで観劇。「これが“演出”というものだ!」と茫然となった。躍動感に溢れ、隅から隅まで完成度の高い舞台に打ちのめされて、何度か繰り返し足を運んでしまった。それがたった2年の後に日本で観られることになろうとは。製作に日本のキョードー東京が参加していることが今回のスピーディーな招聘を可能にしたのだ(キョードー東京に感謝!)。
物語はヨーロッパ中世前期、フランク王国に実在したカール大帝とその次男ピピンをモデルとしつつも、史実とはほぼ無関係にピピン王子の“自分探し”の遍歴を綴っている。これを外野から語ってゆく「リーディング・プレイヤー」という存在がいる。冒頭から名曲「Magic to do」のリードヴォーカルをとるなど重要な役柄だ。初演以来、男性が演じてきたこの役を、女性が務めるようになったのが新演出版の特徴だ。今回の来日では、ブロードウェイでも同役で出演したガブリエル・マクリントンが力強く陽気に、しかもスタイリッシュにこれをこなしてゆく。
だが、新演出版の最大の魅力といえば何といっても、本格的なサーカス・ショーにミュージカルを融合させてしまったことだ。眼前で繰り広げられるアクロバットの連続に観客は皆、興奮必至だろう。プレイヤーの中にはシルク・ドゥ・ソレイユをはじめとする本格的サーカス団出身者も多く、また今回の演出家ダイアン・パウラスもシルク・ドゥ・ソレイユの演出を経験済の人なので、その見せ方をよく心得ている。
それでいて、初演オリジナル演出のボブ・フォッシーのスタイルをきちんと踏襲しているのも心憎い。『シカゴ』などでもおなじみの「セクシーでエレガント」なダンス。両手の掌を拡げ、クネクネと踊るポーズは、今回の宣伝メインヴィジュアルの中にも凝縮されてる。
宣伝チラシより
ミュージカルの肝はやはり音楽。心に刻み込まれる名曲の数々を手掛けたのが、スティーヴン・シュワルツ。『ウィキッド』や『ゴッドスペル』を手掛けた天才作曲家だ。これら不朽の名作を生み出しながら何故かトニー賞の楽曲賞を一度も受賞したことがないという不運さがブロードウェイ最大の謎なのだが、それでも一曲一曲が本当によく出来ている。『ピピン』初演はモータウン・レコードがスポンサーだったとのことで、「Morning Glow」はマイケル・ジャクソンに、「Corner Of The Sky」はジャクソン5に、「I Guess I'll Miss The Man」はシュプリームスにカヴァーされているが、それぞれ良質のポップスとして単独で聴いても実に素晴らしい(初演版サントラCDにボーナストラックとして収録されている)。
ただ、どんなに楽曲が良くても音響が良くなくては心に響かない。その点で今回の2013新演出版は編曲や音響が煌びやかで、とびきり“抜け”が良い。公演を観る前にamazonやiTunes等で購入し、確かめていただきたい。そのうえでオーブで生音で聴けば、さらに感慨ひとしおであろう。また、ピピン王子の祖母バーサが歌う「No Time At All」では観客達が一緒に合唱することになるので、その意味でも予習しておくにしくはない。
編曲や音響の良さの一端を垣間見るうえで、次のレコーディング映像はぜひチェックしていただきたい。作曲者シュワルツも登場する。リードヴォーカルをとっているパティナ・ミラーは本作でトニー賞主演女優賞を受賞した(彼女は『シスターアクト』のオリジナル主演女優でもあった)。
かように、いろいろな切り口から見どころ聴きどころ満載のミュージカル。今年のシアター・オーブ来日ミュージカルの中の“大本命”と呼ばれている。発表された来日キャストも錚々たる顔ぶれ。『ウィキッド』ファンも、『シカゴ』ファンも、「シルク・ドゥ・ソレイユ」ファンも、『シスターアクト』ファンも、一度ならず二度三度リピート観劇するに値する公演と言えるだろう。
作詞・作曲:スティーヴン・シュワルツ
脚本:ロジャー・O・ハーソン
演出:ダイアン・パウラス
サーカス・クリエーション:ジプシー・スナイダー
振付:チェット・ウォーカー
出演:
ガブリエル・マクリントン、ブライアン・フローレス、ジョン・ルービンスタイン、サブリナ・ハーパー、ブラッドリー・ベンジャミン、プリシラ・ロペス、エリック・アルテミス、サッシャ・バックマン、ジェイク・バーマン、ケヴィン・ラングロワ・ブーシェ、マーク・バレル、マシュー・デグズマン、サミー・ディニーン、ローラ・ホール、ニコラス・ジェモーニ、アンナ・カチャロヴァ、アラン・ケリー、ベン・クリーガー、シャーロット・オサリバン、アンナ・シュナイター、ケイティー・スミス、ケイト・ウェスラー、ボリス・ヨーク
※やむを得ない事情により出演者等が変更になる場合がございます。予めご了承ください。
期間:2015/9/4(金)~9/20(日)
会場:東急シアターオーブ(渋谷ヒカリエ11階)
公式サイト:http://www.pippin2015.jp/