椎名鯛造の『鯛造祭~革命のエチュード~』に藤原祐規が参戦 イベントレポート

レポート
舞台
2017.4.12

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『ダイヤのA The LIVE』シリーズや、斬劇『戦国BASARA』シリーズなど、数々の人気作に出演する椎名鯛造のファンイベント『鯛造祭~革命のエチュード~』が、2017年3月18日(土)に東京・東京総合美容専門学校 マルチホールにて開催された。椎名のファンイベントはこれまでも様々な形で行われてきたが、今回は、昨年10月に行なったエチュード(即興芝居)をメインとしたものの第2弾。

今回は、おなじみの唐橋充に加えて、藤原祐規も参戦。3人でのエチュードの結末は、どこへ向かうのか・・・。何が起こるか分からない!そんなイベントの、第1部の模様をレポートする。

まず、ステージにはMCゲストの唐橋が登場。ちょっと挙動不審な唐橋の様子に、会場からはすでに笑い声が上がった。唐橋は満員の会場を見渡し、「第1回目から欠かさず来てくださってるという方!・・・もいらっしゃるかもしれません。今回が初めてという方!・・・も、いらっしゃるかもしれません。皆でこの方をお呼びしましょう、本日の主役!よっ!!」と椎名を呼び込む。

登場するなり「唐橋さん、時計はどうしましたか?」とツッコむ椎名。前回もそうだったのだが、唐橋はMCなのに、時計を不所持だったのだ。「普通のイベントだと、進行大事って言って、言いたいことあるのに切られちゃうじゃない。そんなのはいやだ!」と、唐橋が持論を展開する中、「今日はもう一人ゲストがいるんだよ。お呼びましょう、フッキーさんです!」と、椎名がきっちり進め、藤原を呼び込んだ。

椎名は、藤原にゲストに来てほしいと何度もオファーをかけており、今回ついに実現したと喜ぶ。『最遊記歌劇伝』で共演しており、とても気が合うという3人。ワイワイとトークが盛り上がるが、「ちょっと待って、あんまりフリートークのコーナーの時間取ってないはずだよ。唐橋さん(進行表を)見て!」と椎名が気づき、確認するとすでに予定時刻は大幅にオーバーしていた。「あぁー!」と叫ぶ唐橋に、藤原は「・・・こういう感じなんですね(笑)」と、『鯛造祭』のゆる~い雰囲気を察した様子。

大慌てで突入した質問コーナーでは、椎名が最近よく聞く曲は「ちょっと意外かもしれないけどジャスティン・ビーバー」であること、藤原の目覚まし音は「iPhoneのビヨヨヨ~ン」であること、かっこいいと言われたい椎名とかわいいと言われた方が嬉しい藤原、入学時期や新学期で失敗したことは?という話から広がって、制服のボタンが全部なくなった椎名の中学生時代の思い出など、普段は聞けない話が次々と飛び出した。

続いての○×ゲームでは、椎名が沖縄旅行に行った際に撮影してきた動画から問題が出題された。松村龍之介が特別出演し、「超短距離走!ぐるぐるバット20回すると椎名が圧勝で勝つ?接戦で勝つ?」「浜辺で槍投げ(木の棒)をしたら、短くて重い槍の椎名と長くて軽い槍の松村、どっちが遠くに飛ばせる?」といった、予測不能な答えの行方をめぐって、会場は大いに盛り上がった。

そして、ついにエチュードタイムが訪れる。着替えをすませ再び登場した椎名と藤原は、シマシマの衣裳、唐橋は看守・・・のような警官姿。3人は、今回のテーマ「囚人」×シチュエーション「牢獄」という設定に、観客から募集したお題の「台詞」を掛け合わせ、エチュードを展開していくこととなる。

『鯛造祭』で行われるエチュードは、このお題を知る仕掛け人が相手にその「台詞」を言わせたら終了。まずは初参加の藤原に体験してもらおうと、椎名がお題を引き、二人から「台詞」を引き出すことに。

最初のお題は「助けて・・・」。「どうやって引き出そうかな~」と呟きながら、椎名は自身と藤原の囚人二人は牢獄の中、その外に看守の唐橋がいる状態を指定し、エチュードをスタート。「今日のごはん、全部寄こせよ」とちょっと高圧的な雰囲気で話しかける椎名に、「それはちょっと・・・だって昨日も鯛造さんが・・・」と抵抗してみせる藤原。

そこへ、キョロキョロしながら看守の唐橋が近づいていく。「いじめてねーからあっち行ってろよ~」と追い払われると、何をするでもなく「異常なし!」と去っていく唐橋。明らかに異常があるのに絡もうとしない唐橋に、なんで?!という視線を向ける藤原だが、椎名は動じることなく「俺、これからちょっと寝るから。あのロン毛に変なこと言うなよ!」と釘を刺して牢獄の隅にうずくまる。

「寝たようだぞ・・・」隙をついて、唐橋に「あの、助けてください・・・!」と藤原が声をかけると・・・ここで、観客からおお~!っという声が上がった。お題を言わされたことに気づいた二人は「すごい!」「全然気づかなかった!」と大興奮。

椎名も「今日は好調だね」と満足する滑り出しとなったが、次に仕掛け人となったのは唐橋。前回も迷(?)エチュードを披露していた唐橋だが、今回、お題に「メロンパンください」という、牢獄というシチュエーションとしては非常に難易度の高いものを引き当ててしまった。動揺する唐橋だったが、エチュードが始まると速攻で「何パン好き?」と切り出した。

看守と囚人の雑談風・・・なのだが、あまりにも直球な切り出しに戸惑う椎名と藤原。それぞれ、好きなパンを答えるも「メロンパン」は出てこない。「こんな暇そうにしてていいの?」「いいのいいの、今日の仕事は全部終わらせてきたから。で、何パン好き?」方向性を変えない唐橋に、思わず二人は吹き出してしまう。ゴールが見えないまま、繰り返させるパン問答(?)に、見かねた藤原は「おすすめのパンはどういうパンなの?」と返すと、「果物の名前とかついてんじゃないの?!」とこれまた直球の唐橋。椎名が「メロンパンが食べたい!」と当てにいくが、お題は“メロンパンください”。唐橋が「それ、配膳のおばちゃんに言ってみて」と一押しし、ようやくお題へとたどり着いた。唐橋の迷エチュードぶりに戸惑う藤原を横目に、椎名は「唐橋さんがやると、だいたいこうなるの(笑)」と慣れた様子で笑った。

そして、ついに藤原が一人で仕掛け人に挑戦する番に。引き当てたお題は「こいつは俺が守るんだ」。これまたちょっと難易度高めのお題に困惑気味のまま、自身は脱獄し看守の唐橋を椎名と同じ牢獄に閉じ込める、というシチュエーションを作った藤原は「おいテメーら!いつも俺のこといじめやがって!!」とキレッキレでエチュードをスタート。「聞くところによると、お前ら二人は仲がいいんだってな?」と、実際の関係性を使って話を進めていく。「死ぬ前に、お互いの好きなところを一つ言ってみろよ」と言われ、「これ、繋がってるのかな・・・(笑)」と方向性が見えないまま、唐橋は「かわいい」、椎名は「優しいし、わがまま聞いてくれるところ」とリアル告白。

その答えを聞くと「じゃあお前、外に出ろ!」と唐橋を牢獄から引きずり出し、ボコボコにしだした藤原。突然の大荒れの展開に、椎名は「やめろ、そいつに手を出すなよ!」と咄嗟に叫ぶ。お題に近づいてきた言葉に、観客からは歓声が。その反応を読みながら、椎名はさらに「こいつをやるんだったら、俺を殺せよ!」と続けた。近づく答えに「つまり?!」と切り返す藤原。力技だったが、藤原は見事、椎名に「俺がこいつを守るんだよ!」と言わせることに成功。

「これ、いつもやってるの(笑)?難しい~!」と言っていた藤原だったが「エチュードやったの、久しぶりだったんです。だいたい、僕がやると事故るイメージだったんですけど(笑)。こんなに楽しくできるものなんですね」と、すっかり楽めた様子だった。

椎名から「これ、二部は全員囚人にしない(笑)?」と設定変更の提案があるなど、最後まで自由な空気に満ちた『鯛造祭』。今回も、椎名と唐橋、そして藤原との仲の良さ、ファンの笑い声にほっこりさせられる、非常に楽しいイベントだった。

(取材・文・撮影/エンタステージ編集部)

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