肖像画を通じて、英国王室の歴史や人物の物語に迫る――『ロンドン・ナショナル・ポートレートギャラリー所蔵 KING&QUEEN展』

ニュース
アート
2020.8.20
ロンドン・ナショナル・ポートレートギャラリー所蔵 KING&QUEEN展 ―名画で読み解く 英国王室物語―

ロンドン・ナショナル・ポートレートギャラリー所蔵 KING&QUEEN展 ―名画で読み解く 英国王室物語―

画像を全て表示(8件)

『ロンドン・ナショナル・ポートレートギャラリー所蔵 KING&QUEEN展―名画で読み解く 英国王室物語―』が、2020年10月10日(土)から2021年1月11日(月・祝)まで、東京・上野の森美術館で開催される。

この『ロンドン・ナショナル・ポートレートギャラリー所蔵 KING&QUEEN展』は、イギリスの歴史と文化に貢献した人々の肖像画を集めた美術館「ロンドン・ナショナル・ポートレートギャラリー」(1856年設立)より、約500年にわたる英国王室の肖像画を紹介。6人の妻を持ち、絶対君主の名を欲しいままにしたヘンリー8世。宗教的混乱の中を奮闘、“ブラッディ・メアリー”の異名をとったメアリー1世。最強国スペインの無敵艦隊を撃退、“国と結婚”し生涯未婚を通したことから“ヴァージン・クイーン”と呼ばれたエリザベス1世。9人の子、40人の孫、37人の曾孫を持ち、18歳から63年間治世した“ヨーロッパの祖母”ヴィクトリア女王。そして現在の王であるエリザベス2世、その息子のチャールズ皇太子、孫のウィリアム王子、ヘンリー王子など――。テューダー朝から現在のウィンザー朝まで、5つの王朝の貴重な肖像画・肖像写真など、およそ90点が来日する。

《ヘンリー8世》 King Henry VIII after Hans Holbein the Younger, probably 17th century(1536) (C)National Portrait Gallery

《ヘンリー8世》 King Henry VIII after Hans Holbein the Younger, probably 17th century(1536) (C)National Portrait Gallery

《エリザベス1世》 Queen Elizabeth I by Unknown English artist (ca.1588) (C)National Portrait Gallery

《エリザベス1世》 Queen Elizabeth I by Unknown English artist (ca.1588) (C)National Portrait Gallery

《エリザベス2世》 Queen Elizabeth II by Dorothy Wilding, hand-coloured by Beatrice Johnson (1952) (C)William Hustler and Georgina Hustler / National Portrait Gallery

《エリザベス2世》 Queen Elizabeth II by Dorothy Wilding, hand-coloured by Beatrice Johnson (1952) (C)William Hustler and Georgina Hustler / National Portrait Gallery

また、作品の魅力と併せ、肖像画のモデルである王室の面々が辿った運命、繰り広げられた人間模様にも着目。王室の肖像画を時代ごとに辿りながら、英国王室の歴史、そして描かれた人物の物語に迫る。

《チャールズ1世の5人の子どもたち》 Five Children of King Charles I after Sir Anthony van Dyck,17th century(1637) (C)National Portrait Gallery

《チャールズ1世の5人の子どもたち》 Five Children of King Charles I after Sir Anthony van Dyck,17th century(1637) (C)National Portrait Gallery

《消化におびえる酒色にふけた人》(ジョージ4世) ‘A Voluptuary Under the Horrors of Digestion’(King George IV)  published by James Gillray; Hannah Humphrey (1792)  (C)National Portrait Gallery

《消化におびえる酒色にふけた人》(ジョージ4世) ‘A Voluptuary Under the Horrors of Digestion’(King George IV) published by James Gillray; Hannah Humphrey (1792) (C)National Portrait Gallery

展覧会ナビゲーターは『怖い絵』の著者である中野京子。著書『名画で読み解く イギリス王家12の物語』(光文社新書)を展覧会公式参考図書としてコラボレーション。サポーターはデヴィ夫人ことデヴィ・スカルノが務める。

展覧会ナビゲーターの中野京子  (C)文藝春秋/三宅史郎

展覧会ナビゲーターの中野京子  (C)文藝春秋/三宅史郎

■サポーター デヴィ・スカルノ コメント

世界広しといえど、歴史上イギリスの王家ほどドラマティックで凄惨、権力を振るい、栄華を極めた王室の面々はいません。
写真のない時代、肖像画は人物の華麗さや権威を象徴するものでした。
たとえば、宝石や天然真珠を散りばめた豪華絢爛たる衣装を纏ったエリザベス1世、彼女の首の周りの糊で固めた白いレースのカラーは、その後も象徴として残り、現代、愛犬が病気になった時、首につける「エリザベスカラー」の由来となっています。
肖像画の前に立つと、いにしえの物語が私達に話しかけてくれます。
品位ある王室の人々がそれぞれ辿った数奇な運命は、知れば知るほど心に重く響きます。

デヴィ・スカルノ  SHITOMICHI(Vale.)

デヴィ・スカルノ  SHITOMICHI(Vale.)

『ロンドン・ナショナル・ポートレートギャラリー所蔵 KING&QUEEN展―名画で読み解く 英国王室物語―』は、2020年10月10日(土)より開幕。

展覧会情報

ロンドン・ナショナル・ポートレートギャラリー所蔵
KING&QUEEN展-名画で読み解く 英国王室物語-

会期:2020年10月10日(土)~2021年1月11日(月・祝)
※会期中無休
開館時間:10:00~17:00 金曜日は~20:00
※最終入場は閉館の30分前まで
会場:上野の森美術館 〒110-0007 東京都台東区上野公園1-2
主催:ロンドン・ナショナル・ポートレートギャラリー、フジテレビジョン、東京新聞、上野の森美術館
協力:ヤマトグローバルロジスティクスジャパン
後援:ブリティシュ・カウンシル
キュレーター:シャーロット・ボランド
日本側監修:熊澤 弘(東京藝術大学大学美術館准教授)
お問い合わせ:03-5777-8600(全日8:00~22:00)ハローダイヤル
公式ホームページ:www.kingandqueen.jp

※本展は日時指定制を導入いたします。
 
新型コロナウイルスの感染拡大状況や政府等からの要請で、販売方法や展覧会運営に関して予告なく変更させていただく場合がございます。 また、ご入場に際してのご注意、新型コロナウイルス感染症防止への取り組み、お客様へのお願いなど最新情報は展覧会公式サイトに掲載致しますので、必ずご確認ください。
シェア / 保存先を選択