劇場をまるごと街に! 山本耕史主演『マハゴニー市の興亡』舞台上にも参加型「市民席」

ニュース
舞台
2016.6.18

2016年4月にKAAT神奈川芸術劇場の芸術監督に正式就任した白井晃。その白井が演出を手がける『マハゴニー市の興亡』が9月6日(火)より上演される。『三文オペラ』で知られるドイツの劇作家ベルトルト・ブレヒトと作曲家クルト・ヴァイルのコンビが生んだ本作は、欲望だけが支配する街“マハゴニー”の隆盛と衰退を描く物語。

関連記事:白井晃が蘇らせる問題作!『マハゴニー市の興亡』山本耕史×マルシアで上演

ブレヒトらしい毒に包まれたこの作品は、1933年にナチスが上演を禁止し、1960、1970年代に再注目されたが、日本ではこれまで上演例がほとんどない。白井とともにこの問題作に挑むのは、山本耕史、マルシア、中尾ミエ、上條恒彦、古谷一行など、重厚で個性豊かな顔ぶれ。

また今回、舞台上には「マハゴニー市民席」という客席が設けられる。テント芝居を体感し、360度を客席に囲まれる青山円形劇場で俳優として育った経験から、“演じ手がいて、それを見る人間がいれば演劇は成立する”という考えを持つ白井。それが「舞台と客席との境目をなくしたい」という願いにつながり、観客も市民として演劇に参加するという大胆なプランが生まれた。ひとつの街と化す劇場の中で、「市民」たちは否応なく物語に巻き込まれ、演出プランによっては重要な使命を帯びる可能性もあるという。

『マハゴニー市の興亡』は、2016年9月6日(火)から9月22日(木・祝)までKAAT神奈川芸術劇場<ホール>にて上演される。チケットは、6月18日(土)より一般発売開始。

(文/エンタステージ編集部)

公演情報
『マハゴニー市の興亡』

■日程:2016/9/6(火)~2016/9/22(木・祝)
■会場:KAAT神奈川芸術劇場ホール (神奈川県)
■演出・上演台本・訳詞:白井晃
■作:ベルトルト・ブレヒト
■作曲:クルト・ヴァイル
■翻訳:酒寄進一
■音楽監督:スガダイロー
■振付:Ruu
■Cast
山本耕史/マルシア
中尾ミエ/上條恒彦/古谷一行
細見大輔/櫻井章吾/辰巳智秋/Ruu
伊勢大貴/加藤義宗/岸田研二/木村雅彦/今野晶乃/SALLY
鈴木崇乃/遠山悠介/長友郁真/NAMImonroe/野沢聡/橋本由希子
早瀬マミ/村田慶介/薬丸翔/山崎将平/吉田哲也/立崇なおと
■Musician
竹内直(サックス・バスクラ)
ギデオン・ジュークス(チューバ)
石川広行(トランペット)
石若駿(ドラムス)
スガダイロー(ピアノ)
■公式サイト:http://www.mahagonny.jp/

エンタステージ
シェア / 保存先を選択