minus(-) “極上音響上映”トークショーで迷言

minus(-)の『極上音響上映』イベントが2月5日、立川のシネマシティにて行なわれた。

これはminus(-)のライブ映像作品を映画館で“ファンのみんなで鑑賞しよう”という企画で、は販売開始からわずか15分で完売となるプレミアムな催しとなった。

立川シネマシティといえば、映画『マッドマックス 怒りのデスロード』の爆音上映で一躍全国に名を馳せた映画館。もともとminus(-)の藤井麻輝と言えば、誰よりもマッドな低音にこだわる男。というわけで、ライブ映像作品の特性として低音を強調する音響スタイルは向かないため、“爆音上映”ではなく“極上音響上映”というスタイルでの実施となった。

当日は、上映前に雑誌『音楽と人』の金光編集長とのトークショーが行なわれたのだが、音楽以外のステージで人前に立つのはやはり苦手だという藤井は終始、帽子を目深にかぶったままトークを展開。

「見下すのは得意だが、見下げられるのは嫌いだ」という迷言も飛び出し、会場を湧かせた。また、終演後は物販ブースに本人が立つというハプニングも発生。一時、退場時のロビーが騒然となったが、これもイベントの成功を物語るエピソードと言えよう。

minus(-)はこの後、3月5日の札幌を皮切りに、全国ツアー『minus(-)×Jugendgedenken』を行なう。また、パッケージリリースに限っていた最新アルバム『O』の配信が2月8日からスタートしている。