ゲスの極み乙女。ニューシングル「オトナチック/無垢な季節」10/14リリース

下半期も止まりません。

4月にリリースした「コカ・コーラ」ネームボトルキャンペーンCMソングの「私以外私じゃないの」、6月にリリースした映画『ストレイヤーズ・クロニクル』主題歌の「ロマンスがありあまる」と、2015年にリリースされたシングルがともに大ヒット。先日には配信シングルとして「無垢な季節」をリリース、すでにライブでも披露するなど、快進撃が止まらないゲスの極み乙女。が、2015年3作目となる両A面4thシングル『オトナチック／無垢な季節』を10月14日（水）にリリースすることを発表した。

1曲目に収録されている「オトナチック」は彼ら特有のテンポ感、演奏アレンジ、コーラスワーク、そして楽曲のタイトル・テーマをはっきりと浮き立たせていく卓越された言葉のセンスが重なり、聴く人の「焦燥感」とも言える不思議な感覚を掻き立てながらも、一方、常に圧倒的な「心地良さ」も感じさせる、新しい形の世界観を示した作品となっている。

2曲目に収録されている「無垢な季節」はエレガントなピアノのリフレインを主体としながら、目まぐるしく展開していく高速チューンに乗せ、誰もが感じる夏の終わりの儚さを、川谷絵音らしい詩情豊かな言葉で描き出している。

MVではフレア感のある光の中に溶け込むアニメーション表現と不思議なキャラクターで、楽曲のもつ繊細なイメージを表している。先日よりショートバージョンがYouTubeで公開されているので、そちらも要チェックだ。

両曲とも高度なPOPセンスと演奏力を両立し、常に別の角度からのアプローチで表現しつづける、ゲスの極み乙女。を象徴するような楽曲。一発で耳に残るフレーズ満載で、ライブで聴くのも楽しみである。

なお、シングルの仕様は「オトナチック」と「無垢な季節」に加えカップリング2曲、計4曲収録の豪華なシングル盤。また、初回限定盤は商品化初となるDVD付で、こちらには今年6月におこなわれた、幕張メッセイベントホールでの『“ゲス乙女集会vol.4 ～幕張編～”』より「星降る夜に花束を」「ドレスを脱げ」のライブ映像を収録するほか、バラエティ番組さながらの「休日課長の愛のカレー作り」「突撃！ゲスな六本木街頭リサーチ」で彼らの個性的なキャラクターが炸裂する様子も収録された、豪華なDVD作品となっている。

そしてこのシングル発売のタイミングに合わせ、メンバー全員がクールな男装に身を包んだ最新ジャケット写真も公開となった。「私以外私じゃないの」「ロマンスがありあまる」ではPOPでユニークな印象のジャケット写真だったが、本作品では顔を半分しか見せずモノクロの世界観の中で佇むソリッドな印象に。楽曲はもちろん、ビジュアル面でも「新しさ」を提示してくれている。


初のアリーナツアーも控え、ますます勢いに乗るゲスの極み乙女。からますます目が離せない。