「愛らしさ」追求した仏の女性画家マリー・ローランサン展に70点

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2015.9.6
 マリー・ローランサン『三人の若い女』1953年頃 マリー・ローランサン美術館蔵

マリー・ローランサン『三人の若い女』1953年頃 マリー・ローランサン美術館蔵

『マリー・ローランサン』展が、9月12日から東京・府中市美術館で開催される。

マリー・ローランサンは、1883年にフランス・パリで生まれた女性画家。芸術とは重厚で壮大、深淵なものであるべきだという当時の西洋の伝統的な芸術観に反して、「愛らしさ」を追求し、パステルカラーで少女たちを描いた作品などを発表した。また、詩人ギヨーム・アポリネールとの恋や別れ、亡命生活など波乱の人生を送ったことでも知られている。

同展では、初期から晩年に至るまでのローランサンの代表作70点を展示。前衛芸術と出会った画学生時代や、キュビスムの画家として世間から認知されるようになった1910年代前半の表現から、パステルカラーを中心とした独自の表現による作品群、晩年の絵画までを4部構成で紹介し、ローランサンの生涯を紐解いていく。

また、会期中にはトークや講座なども開催。各イベントの詳細はオフィシャルサイトをチェックしよう。

イベント情報

『マリー・ローランサン』展

2015年9月12日(土)~12月20日(日)
会場:東京都 府中市美術館
時間:10:00~17:00(入場は16:30まで)
休館日:月曜(9月21日、10月12日、11月23日は開館)、9月24日、10月13日、11月4日、11月24日
料金:一般900円 高校生・大学生450円 小学生・中学生200円
※10月11日は市民文化の日無料観覧日

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