『着物と装身具に見る江戸のいい女・いい男』展が開催 江戸~大正時代の着物や装身具約200点が一堂に

ニュース
アート
2017.4.12
業平菱に杜若冠文様打掛(江戸後期)

業平菱に杜若冠文様打掛(江戸後期)

画像を全て表示(6件)

『着物と装身具に見る江戸のいい女・いい男』展が、2017年4月22日(土)から7月2日(日)にかけて、たばこと塩の博物館にて開催される。

江戸時代から大正時代にかけて、江戸や京・大坂などの都市で生活する人々のあいだでは、着物や装身具は日常的に用いられていたという。それらには個性や斬新さが求められ、洗練された作品も数多く制作された。

本展では、袋物商として活躍した中村清商店の創始者中村清氏(1887~1946)が蒐集した、江戸~明治・大正にかけて制作された染織品のコレクションを中心に紹介。女性と男性の着物と、それぞれが身につけた筥迫(はこせこ)やたばこ入れ、インドやジャワの古渡(こわたり)更紗などが展示されるとのこと。約200点の資料をとおして、当時の人々が持っていた装いに関するこだわりと美意識を知ることができる展覧会だ。気になる方はぜひ足を運んでみては。

松竹梅鶴亀高砂文様振袖(江戸後期~明治初期)

松竹梅鶴亀高砂文様振袖(江戸後期~明治初期)

赤羅紗地蝶文様錦糸筥迫(江戸末期)

赤羅紗地蝶文様錦糸筥迫(江戸末期)

綴織鶴文守り巾着(明治末期~大正)

綴織鶴文守り巾着(明治末期~大正)

八丈縞八端地羽織(江戸後期)

八丈縞八端地羽織(江戸後期)

黄色呉呂地丸に横木瓜紋陣羽織(江戸後期)

黄色呉呂地丸に横木瓜紋陣羽織(江戸後期)

 

イベント情報
着物と装身具に見る江戸のいい女・いい男

会期 : 2017年4月22日(土)~7月2日(日)
会場 : たばこと塩の博物館 2階特別展示室
開館時間: 午前10時~午後6時(入館は午後5時30分まで)
休館日 : 月曜日
URL : https://www.jti.co.jp/Culture/museum/
シェア / 保存先を選択