『スター・ウォーズ／最後のジェダイ』2分12秒の初映像が解禁！ ルーク・スカイウォーカーの言葉「ジェダイは滅びる」の意味とは

現地時間4月14日、米フロリダで開催中のイベント『スター・ウォーズ・セレブ レーション』で、映画『スター・ウォーズ／最後のジェダイ』のパネル・ディスカッションが行われ、監督・脚本のライアン・ジョンソン氏、プロデューサー・ルーカスフィルム社長のキャスリーン・ケネディ氏、キャストのデイジー・リドリー、ジョン・ボイエガ、ケリー・マリー・トラン、マーク・ハミルが登壇した。また、会場ではU.S版ポスターと特報映像が公開され、会場に集まった3,500人以上のファンを熱狂させている。

 

 

『スター・ウォーズ／最後のジェダイ』はスペース・オペラ『スター・ウォーズ』シリーズの第8作目にあたる最新作であり、一昨年2015年に公開された『スター・ウォーズ／フォースの覚醒』の続編。今年2017年は『スター・ウォーズ エピソード４／新たなる希望』の全米公開から40周年を迎えるアニバーサリーイヤーでもある。

 

 

公開された特報映像には、前作『スター・ウォーズ／フォースの覚醒』で姿を消していた「最後のジェダイ」ことルーク・スカイウォーカーと出会った主人公・レイ（デイジー・リドリー）が修行に励むシーンも。ルークが「落ち着け、心を鎮めるのだ」と声をかけ、フォースの使い方を指導していることも確認できる。

また、衝撃的な過去を持つファースト・オーダーの「ジェダイ・キラー」ことカイロ・レン（アダム・ドライバー）や、前作で重傷を負った元ストームトルーパーのフィン（ジョン・ボイエガ）、レジスタンスのエースパイロット・ボー・ダメロン（オスカー・アイザック）と相棒のBB-8など、前作からの主要キャストも次々登場。また、粉々になった‟黒いマスク”や、炎上する建物を見つめるフードをかぶった人影とR2-D2、そして、ルークが呟く「私が知る真実はひとつ、ジェダイは滅びる」という言葉など、謎の多い映像が満載。X-ウィングやタイファイター、そしてミレニアム・ファルコン号や多数の戦艦による大規模な戦闘シーンも収めらるなど、盛りだくさんな2分12秒間の特報映像だ。

公開されたU.S版ポスタービジュアルも、暗黒面（ダークサイド）をイメージする“赤”の中にレイ、ルーク、カイロ・レンの３人が描かれ、ライトセーバーの色がジェダイを象徴する“青”から”赤”に変化している。こちらも意味深なデザインとなっている。

 

イベントに登壇したキャスト・スタッフ陣からは、物語のヒントとなるような発言も飛び出している。各登壇者のコメントは以下のとおり。

ライアン・ジョンソン（監督・脚本）

昨日、40周年のイベントを見ていて、この「最後のジェダイ」という作品が何を意味するのか？ そして私たちは、すごいことをしている事を再確認できたのと同時に少し怖くなりました。でも昨晩、ファンの皆さんに会って、勇気をもらいました。ファンのみんな、最高です！！ 今はポストプロダクションの真っ最中です。編集はうまくいってます。（BB-8が登場すると彼に向かい）J.J.エイブラムスから「（BB-8を）たくさん使うんだぞ」というアドバイスを貰っているよ。

デイジー・リドリー（ヒロイン レイ役）

「最後のジェダイ」について少しだけなら話せるわ。まず、レイのストーリーが深まっていきます。ルーク・スカイウォーカーとの出会いが描かれます。やっとヒーローに会うわけですが、それは彼女が期待したものとは違うかもしれない、ということが描かれます。（←ここまで話したタイミングで監督から「話しすぎだよ」と注意を受ける）

マーク・ハミル（ジェダイ ルーク・スカイウォーカー役）

「フォースの覚醒」でルークは孤島にいて、振り向いて、フードを持ち上げる、あれだけだった。それまでどこにいたんだ？何をしていたんだ？という疑問があったでしょう。彼には重要な役割があって、謎がたくさんある。今はみんなで想像してほしい。

ジョン・ボイエガ（ストームトルーパーの脱走兵 フィン役）

前作で背中をけがしたけど、順調に回復しているよ。今回の作品に戻ってきますが、彼はあんまり遊びまわったりしないかもね。彼には試練があるんだ。ここで自分の居場所を探せるか？ファーストオーダーにもどるのか。。。

ケリー・マリー・トラン（レジスタンスの一人 ローズ役）

私が演じたキャラクターはレジスタンスの一員で役名はローズです。（家族には）撮影後、4か月まで「スター・ウォーズ」を撮影していることは言えなかった。あるときメイプルシロップをもらったので、それを家族にもっていって、カナダで独立系の映画を撮っているということにしていたの。

 

 

映画『スター・ウォーズ／最後のジェダイ』は、12月15日（金）全国公開。