アンドリュー・ロイド=ウェバー初期の傑作が来夏に来日公演

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2015.9.9
東急シアターオーブHPより

東急シアターオーブHPより

ヨセフ&ザ・アメージング・テクニカラー・ドリームコート(ヨセフと不思議なテクニカラーのドリームコート)2016年夏に来日

来年2016年夏に、作曲家アンドリュー・ロイド=ウェバーとティム・ライス(作詞)による初期作品『ヨセフ・アンド・ザ・アメージング・テクニカラー・ドリームコート』の来日公演が東急シアターオーブで行われることが明らかとなった。

同作品は1967年、まだ学生だったアンドリュー・ロイド=ウェバー(作曲)とティム・ライス(作詞)によって作られたミュージカルだ。旧約聖書「創世記」のエピソードに基づいた物語。人前で上演された二人の共作ミュージカルとしては記念すべき第一作となる。この次に作られたのが新約聖書を題材として世界的大ヒットを飛ばした、あの『ジーザス・クライスト・スーパースター』である。

ロイド=ウェバーとライスは、『ヨセフ~』『ジーザス・クライスト・スーパースター』『エビータ』など5作品を共作して、ロジャース&ハマースタインにも比肩するミュージカルの名コンビと称せられた。ライスは他に『チェス』『美女と野獣』『ライオンキング』『アイーダ』『アラジン(一部)』の作詞を手掛けたことでも有名だ。

なお『ヨセフ~』は、1973年にウェストエンド上演以降、ブロードウェイをはじめ世界各地で上演され、とりわけ2007年のウェスト・エンド公演は記録的大ヒットとなった。2011年にはミネアポリスのカンパニーによる来日公演が行われたが、期間中に東日本大震災が発生し途中で公演中止となってしまった。


以下に、東急シアターオーブHP記載のアナウンスを引用する。

「オペラ座の怪人」「キャッツ」「エビータ」など世界中で愛され続けているミュージカルを生み出した英国の作曲家、アンドリュー・ロイド=ウェバー。 本国イギリスでは“ビートルズに続き、音楽で世界を征服した英国人”といわれ、その功績により1997年に英国女王より男爵(サー)の位を受けるなど、まさに「現代のモーツァルト」とも言うべきロイド=ウェバーの魅力満載の作品が、来夏、シアターオーブに登場!

1973年にウェストエンドで上演されて以来、トニー賞7部門、ローレンス・オリヴィエ賞6部門ノミネート、セットデザイン賞受賞など、輝かしい賞賛を浴びている息の長い作品です。

旧約聖書で有名なヨセフの物語をベースに、巨匠ロイド=ウェバーが、ロックやポップ、ラテンのリズムを駆使し、一度聴いたら忘れられないメロディに乗せて贈る、「夢と希望」のミュージカルです。

※生演奏/英語上演/日本語字幕あり
※未就学児のご入場はご遠慮ください。

詳細は後日発表いたします。

[ストーリー]
旧約聖書「創世記」よりヨセフの物語。ヤコブの12人の息子の中で、最も愛されたヨセフだけが父からもらったカラフルなコート(=テクニカラーのドリーム・コート)。しかし、それが原因で兄弟間の妬みが高じ、兄達の企みでヨセフは奴隷として売られてしまう。図らずしも人生の旅に出ることになったヨセフは、時に苦難に見舞われながらも、自らの力で道を切り開き、夢を追っていく。やがて努力は報われ、成功したヨセフと、自分につらくあたった兄達との思わぬ再会の日がやってくる。有力者となった自分に気づかぬ兄達に、ヨセフは愛のある行動に出る…。

[公演日程] 2016年7月
[会場] 東急シアターオーブ(渋谷ヒカリエ11階)
[企画・招聘] Bunkamura
[公式ホームページ] http://theatre-orb.com/lineup/16_joseph/

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