『SAKAI MEETING』5回目の開催!メンバーと堺の魅力を探るべく、SAKAIを歩いた
左から、TANNY、TSUNEHIKO KAJITA、U-tan
いよいよ来週末開催される『SAKAI MEETING』。今年で5回目を迎え、昨年に引き続き、堺市 海とのふれあい広場 特設会場で開催される。今回、“地元に恩返しをしたい”というコンセプトに基づき、地元を愛する主催のGOOD4NOTHING(以下、G4N)のU-tan(Vo/Gt)、TANNY(Vo/Gt)とTHE→CHINA WIFE MOTORS(以下、チャイナ)のTSUNEHIKO KAJITA(Vo/Gt・以下、KAJITA)に、堺の街を案内してもらいながら、お互いのバンドの印象、堺への想いを聞き、最後はG4Nとチャイナメンバーが全員が集合し、『SAKAI MEETING』への想いを語ってもらった。
『SAKAI MEETING』の会場となる“堺市 海とのふれあい広場 特設会場”
・元々は鉄工所でした。今はドッグランがあったり、BBQが出来たりと楽しめる公園です。(KAJITA)
・昔、ここが公園になる前はメンバーと車で来て曲を作ったりしてました。(u-tan)
▼堺市の魅力について
――この場所は、海があって緑があって、自然豊かな良い場所ですね。
KAJITA:わりと最近出来た場所なんです。堺市民の方にもようやく認知されてきた場所で、堺市役所の方から「ここでやったらどう?」と話をいただいて、去年からここで開催しています。
TANNY:最初は、ちょっと広いな〜と思いましたね(笑)。
KAJITA:実は、元々『SAKAI MEETING』をやろうという話になった2012年に、この場所は候補にあったんです。だけど、広すぎるというのとまだ早いかな?ということで、5年後目指してやっていたんですけど、少し前倒しでやることになったんです。
KAJITA
――市役所の方から提案してくれて、すごく友好的な関係性が築けてますね。
TANNY:すごく粋だと思います。こういうフェスをやることが決まり、市の関係の方に挨拶させてもらった時にすごくロックな方がいたり。一緒にやろう!と熱いハートの方々がいて、すごく応援してくれる体制があったので僕らも助かりましたね。
――堺市はバンドマンが多く輩出されてますよね。それも関係あるんですかね?
KAJITA:結局、バンドをやりだしたら大阪市内や東京に出るのが普通なのかなと思うんです。だけど、堺の人はあまりそういう意識をもってなくて。地元でいくらでもやれると思ってる人が多いと思うので、堺でバンドを組んだ人は、堺で成長して仲間を増やしている感じはありますね。
TANNY:当日、市長さんが『SAKAI MEETING』で挨拶してくれるんですけど、「堺の子は視野が広く海外にも目が向いてる。いっぱい外へ出て、たくさんいろんなことを吸収して、それをまた持って帰ってきてくれる素敵な子たちだ」と言ってたんです。僕らも本当にその通りだと思っていて。それぞれツアーでアメリカ行ったり中国行ったりと、外に出たがるんです。でも、必ず地元に戻ってきて自分たちが得たものを還元出来てるなと思います。
旧堺燈台
・旧堺燈台にやってきましたー。これは『SAKAI MEETING』のオフィシャルロゴの左上部分にもなってる場所です。(TANNY)
・現存する日本最古の木造洋式灯台、国指定史跡にもなってます。(U-tan)
・TOO MUCH YOUNGの時に来てましたね。お察しのとおり……夜でしたね。あと、今流行りの工場夜景が良い感じに見れます。(KAJITA)
▼GOOD4NOTHINGとTHE→CHINA WIFE MOTORSの出会い
――2バンドが出会ったキッカケを教えてください。
KAJITA:最初はスタジオでした。
U-tan:12年くらい前やったかな。俺らが使ってた堺東にあるAIRSというスタジオがあって。locofrankとかも、そのスタジオに入り浸ってたんです。当時はそこでお互い敬語で挨拶するくらいの仲でした。
TANNY:元々、俺らが『サカイデイナイトフィーバー』というイベントを地元バンドのCHICKEN WING FACELOCKというバンドと一緒にやってたんです。そのイベントが終わる年に中百舌鳥にあるライブハウスmassiveで初対バンしたのがキッカケかな。
KAJITA:その時は、まだG4Nとも面識がなくて。あるバンドがキャンセルになって、locofrankの達也(笹原・Gt/Vo)から急遽電話がかかってきたんです。で、堺のイベントの僕らが居ないのもおかしいと思ってくれてたみたいで「『サカイデイナイトフィーバー』に出れる?」と聞かれたので「出れるよ」と答えて出演したんです。
――お互いの印象はどうでしたか?
KAJITA:僕はG4Nの名前は知ってたから、音源をCDで聴くよりもすごくシンパシーを感じた。ロックバンドやなという印象。その頃、メロコアが全盛期で勢いがあったんです。だけど、G4Nは他と違ってロック色の強いバンドだなと思いましたね。
U-tan:チャイナは、すげえロックでちょっと怒らしたら怖いだろうなというイメージ(笑)。年齢も知らなかったし。
KAJITA:そうやな(笑)。どっちが先輩かも分かってなかったから敬語だった。あと、僕らは筋肉ホールという堺にあるライブハウスにずっと出てて、G4Nは三国ヶ丘FUZZとかmassiveに出てたんです。筋肉ホールはわりと怖い先輩たちが集まるライブハウスで、僕らは何も知らずに出ていて、バンドやるには“根性決めて音楽せなあかんな”と思ってたんです。でもG4Nがいるスタジオに行ったら、全然殺伐としてないんですよね。結構、和気あいあいとやっていて、ファミリーみたいな空気感があって。それはG4Nだけじゃなくて、G4Nの周りの人たちも楽しそうだったんですよ。で、少しずつ話すようになって、年齢も一緒やしライブ一緒にやらへん?って。
U-tan:週に3回くらい飲みに行ってたもんな。
TANNY:その頃、U-tanがずっと「チャイナ、チャイナ」って言うてて。車の中の音楽もチャイナやって。そこまで言うから俺も気になってきて、ライブを観に行ったんです。そしたら、もう完全にロックの初期衝動にやられてしまって。“うわ! こんなカッコ良いバンドがこんな近くに居たんや”って。すぐに楽屋に行って気持ちを伝えました。一撃でファンになりましたね。
KAJITA:そこからツアーに誘ってもらって、俺らのツアーにも来てもらったりして、お互い距離が近づきました。
仁徳天皇陵古墳にて
・仁徳天皇陵古墳の前の道を普段から通るんですけど、道から見ても、この奥にある鳥居は吸い込まれそうになる。パワースポット(U-tan)
・小学校の遠足では絶対に行く場所です(TANNY)
・大仙公園内の築山林泉廻遊式庭円にある茶室は、すごく良い雰囲気やから若い子とか海外のバンドを連れていきたい(KAJITA)
▼『SAKAI MEETING』を始めたキッカケ
――『SAKAI MEETING』が始まったのが2013年。なぜこのタイミングでやろうとなったのでしょう。
KAJITA:『サカイデイナイトフィーバー』が終わって、やっぱり堺でイベントやろうとなったのが2012年なんです。
U-tan:俺らG4Nとチャイナの2バンドやったら動きやすいし、パートナーとしてはバッチリだと思って。もちろんお互いメリット、デメリットはあるという話も全部出した上で、やろうとなったんです。『SAKAI MEETING』のコンセプトでもある“地元に恩返しがしたい”というのも、やっぱり地元を盛り上げたいという思いから、俺たちがツアーで知り合った仲間に、堺を好きになってもらって、俺らが堺でライブをやっていなくても、そこに人が集まるという街づくりをしたくて。やっぱり俺らは堺という街に育ててもらったから、堺に恩返しをしたかったんです。
KAJITA:そうやな。堺のバンドにも恩返しやし、堺の人たちにも恩返しをしたい。
TANNY:変な話、G4Nとチャイナのどちらかが解散しても続いていけるようなイベントにしたいんです。後輩にバトンを渡すじゃないけど、そういう『だんじり祭』のような。上の世代から下の世代に語り継がれていく感じ。それがロックという音楽で出来れば素敵やんって思う。
左から、TSUNEHIKO KAJITA、TANNY、U-tan
KAJITA:G4Nとチャイナってジャンルが全然違うし、そのバンド同士がどこまでイベントを続けれるのかというのが自分たちも興味があって。こういう違うジャンルのバンドがイベントをやるということは、他にあんまりないから。堺の若いバンドの子たちにも、2バンドがどういう想いでやってるかとか、お互いをどういう気持ちで認め合ってやってるのかが伝わっていけば良いなと思うし。若い子たちがいろんなバンドと出会うチャンスもあるやろうし、そういうワイドな目で音楽を見れる環境を『SAKAI MEETING』で作っていきたいなと思ってる。
――お話を聞いていても3人の想いが一緒というのが、すごく伝わってきます。
KAJITA:『SAKAI MEETING』の方向性が、2バンドとも統一して意思が同じ方向を向いてるというのはあるかな。あとはそれぞれジャンルが違ってもバンド単体で考えてることが似てる気がする。要は音楽の方向性とかではなくて、ここからどういうふうに40歳を迎えて、自分にとってバンドがどういう立ち位置かとか、音楽がどういう立ち位置にあるとか。最初に話した時から、同じ想いやなというのは感じてたから続けられる気がしますね。
大仙公園 日本庭園で一息
TANNY:7人全員、意識が高いと思います。誰か1人が頑張ってるとか、誰かは頑張ってないじゃなくて、誰に聞いても『SAKAI MEETING』に関しては同じ答えが返ってくると思います。そういう意味ではすごくチーム感があると思う。
KAJITA:やっぱり強烈なDIY精神でやってるから。の発券だけを、お任せして他のことは自分たちで決めてます。こういうステージにして欲しいとか、こういう配置にしたいとか。自分たちでやってるから、全員が同じ意識でやれてるから分担して取り組めてる気がします。
“スタジオdo-do” スタジオ内で堺っこ体操を披露してくれたメンバー
・俺たちにとって、この場所は基地やね(TANNY)
・自分たちでスタジオとかやってみたいなと話してた時に、ここのオーナーがスタジオ作るという話を聞いて、「僕たちも手伝いたい」と言ったんです。元々倉庫なんですけど、工事から手伝いました(KAJITA)
・看板つけたり壁面をオレンジで塗ったりして、思い入れのある場所。堺のバンドマンはここを使うことが多いです(U-tan)
▼今年の『SAKAI MEETING』について
――ラインナップはいつ頃から決めるんですか?
KAJITA:ちょうど半年くらい前かな。
U-tan:うん。11月から年末にかけてオファーして、年明けに「どうですかね?」って聞いてます。
KAJITA:『SAKAI MEETING』は仲の良いバンドしか出てなくて。
左から、TSUNEHIKO KAJITA、U-tan、TANNY
U-tan:今年、初めて出てくれるのがATATA、The Chorizo Vibes、NUBO、Xmas Eileen、SIX LOUNGEです。で、毎年、出てくれてるのは locofrank、SPREAD、RAZORS EDGEの大阪チームですね。
――個人的に意外だったのが、a flood of circleです。
U-tan:locofrankが最初繋がっていたんです。で、その繋がりもあってG4Nがa flood of circleのツアーに誘ってもらって出て、俺らも出てもらったりして。その時に絶対にチャイナと合うと思って紹介したんです。
TANNY:むちゃくちゃカッコ良いもんな。
――今後、出て欲しいと思ってるアーティストはいるんですか?
TANNY:ウルフルズ! ウルフルケイスケさんがギターで3年連続で出てくれてたので、どこかのタイミングでバンドの方も出て欲しいと言ってるんです。
U-tan:あとEGO-WRAPPIN’は、同じ堺出身なので毎年声かけてます。いつか出て欲しいな。
――未就学児童とシニアの方は入場無料というのも、あまり他のフェスではない施策ですね。
U-tan:元々、『SAKAI MEETING』をやり始めた場所が堺市泉が丘ビッグアイ(国際障害者交流センター)というところで、そこは障害者施設やったんです。それもあって、最初からシニアの方と未就学児童は入場無料にしたんです。実際、お客さんが子供を連れて来てくれたりするし。会場が広くて子供も遊べるスペースもあるから楽しめると思うんですよね。
TANNY:俺ら世代が、もうその世代やから。みんな子供が出来て、面倒見なあかんからライブ行かれへんという声もすごく届いてくるんです。やっぱりそういう人たちにも気軽に来てもらえるような環境づくりにも趣をおいてますね。より沢山の世代の人たちにも観てもらいたいので。
SEAGULL DINERにて GOOD4NOTHINGとTHE→CHINA WIFE MOTORSメンバー全員集合
・ここは、先程紹介したスタジオdo-doのすぐ近くにあるSEAGULL DINERです(U-tan)
・練習終わりによくメンバーで集まってミーティングしてます(KAJITA)
▼GOOD4NOTHINGとTHE→CHINA WIFE MOTORSメンバー全員集合
――ここではGOOD4NOTHINGとTHE→CHINA WIFE MOTORSメンバー全員揃ったので、改めて『SAKAI MEETING』についてお聞きしたいのですが。
KAJITA:いや~、7人揃いましたね。
TANNY:揃いましたね~。今年の『SAKAI MEETING』はどうなるんやろな?
U-tan:去年よりマイナーチェンジしてるし、シートエリアも広くなってる。
TOYOAKI NAGAI(以下、NAGAI):倍くらいになってるよな。
U-tan:ステージの位置も変わったし。あと過ごしやすくなってる。
KAJITA:そう! 影になる部分を増やしてる。今年は今までより激しくするところは激しく、緩くする部分は緩くするという環境を作りました。もしかしたら、これがダメかもしれないけど、その時はまた考えて、ライブハウスに近い形をとっても良いし。今年はいろいろやってます。
SEAGULL DINERにて 左から、KAJITA、U-tan、SUNE、NODA
――『SAKAI MEETING』を、これからどんなふうにしたいですか?
MAKKIN(G4N・Ba):夢はたくさんあるんですけど、お客さんが来てくれてソールドアウトしたら予算も増えるから(笑)。そしたら次、良いふうに繋げられるやん? 今は結構ギリギリの中でやってて……予算がないところからなんとかしてやろうというより、もっと余裕があった方が良い部分を今まで以上に特化していけるやろうし。
KAJITA:お金の部分は常にくっついてくる。その辺も自分たちでやってるから、自分たちで出来ることは自分たちでやってる分、お客さんに不便をかけてしまうところもあると思う。そういうのは嫌やし、やっぱりたくさんのお客さんに来てもらいたい。
MAKKIN:その為にも、今年の『SAKAI MEETING』面白かったなという人が増えてくれたら良いなと思う。
U-tan:だから、堺ならではの物産展とか面白いかもしれんな。あとは、会場の近くの銭湯からお湯をもらってきて足湯とか。要は、おっちゃんらが来ても楽しめるようなアミューズメントパークみたいな1日にしたい。
SUNE(G4N・Dr):今はちょっとライブだけでいっぱいいっぱいな部分もあるし。もうちょっと充実させるには、お金の面もそうやし、みんなの協力も必要かなと思う。
TANNY:そうやな。もちろん俺ら主体のフェスやけど、お客さんと一緒に作り上げるフェスというイメージですね。
NAGAI:名前でもある『SAKAI MEETING』って、元々そういう意味でもあるし。
左から、MAKKIN、NAGAI、TANNY
SUNE:徐々にその空気感がお客さんに伝わって、口コミで広がっていけば理想に近づくのかなと思いますね。
TANNY:去年とかもそうやけど、ひとりひとりの意識はすごく高い気がします。終わった時にゴミがなかったりするのは、ちゃんと拾って持って帰ろうとしてくれた結果やと思う。感動したし素晴らしいと思った。
U-tan:来てくれる人たちは『FUJI ROCK FESTIVAL』のお客さんに近い感じがする。面子云々ではなくて、来年も再来年も行こうとなる感じ。俺らもそういうフェスを目指したいと思ってるしな。
KAJITA:“5月末といえば『SAKAI MEETING』”と思ってもらいたい。バンドが意識してくれるのもありがたい話やけど、街全体がざわつくくらいになりたいです。“5月末は『SAKAI MEETING』あるし、実家戻って『SAKAI MEETING』行こか”というテンションまで持っていければ、ロックフェスというより“お祭り”的な感覚。で、よりパンクとかロックを知ってもらって、お客さんの層も増やしていきたいですね。
――なるほど。では最後にお一人ずつ『SAKAI MEETING』に向けて、一言お願いします。
KAJITA:まあ……、今日はNODA(THE→CHINA WIFE MOTORS/Ba)が欠席なんで。
NODA:……、おい! 来てるわーー!!(一同爆笑)
KAJITA:全然、声がせえへんから(笑)。ほなNODAから。
NODA:去年、来てくれた人はわかると思うんですけど、個人的にも野外はむちゃくちゃ良いんです。もう始まった瞬間から思ったので、それをみんなにも味わって欲しいなと思います。
MAKKIN:とりあえず楽しんで。来年あるかないかわからないけど、来てください(笑)。
NAGAI:来てもらったら、音楽好きな人がたくさんいるので。あと、スケートランプもあるし、フードもアパレルもあるので、1日楽しんで帰ってもらえればと思います。
TANNY:僕らは来てくれる人たちのことを考えて動いてるので、出来る限りみなさんが快適にライブを観ることができる環境を用意してます。なので、みなさん心の扉を1枚開いて楽しんでもらえたらなと思います。
KAJITA:こういう音楽フェスって、主催のバンドやアーティストに趣を置きがちなんですけど、僕らは基本的にお客さんと一緒にやりたい。楽しんでもらうのが第一で、そこにプラスで僕らの気持ちも汲んでもらって、良いものを作っていきたい。お客さんの協力があってこそやと思ってるので、より一緒にまとまって努力して楽しんでもらいたいなと思います。
U-tan:『SAKAI MEETING』以外にも、堺はすごく楽しいところがいっぱいあります。会場も海の隣やから、真っ先に夏を感じると思うので、そのロケーションも含めて楽しんでもらえたら嬉しいですね。
SUNE:僕に関しては……、Twitterでお願いします(一同爆笑)。“@sunedrum”で毎分、熱い思いを伝えてます。
KAJITA:最近のSUNEのツイート壊れまくってるよな(笑)。
SUNE:そうですね(笑)。ご心配おかけしてるとは思うのですが、コンプライアンスはしっかり守ってるので。
U-tan:いやいや、何人かSUNEさんのTwitterフォロー外したって聞くで(笑)。
SUNE:もうちょっとだけお付き合いいただければ(笑)。5月28日(日)からはスパッと辞めますので。『SAKAI MEETING』の為にやってるから。フォローミーで(笑)。
SUNE
――わかりました(笑)。今日は1日ありがとうございました。
取材・文=YUMI KONO 撮影=K兄
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