実写映画『東京喰種 トーキョーグール』に歌舞伎俳優・坂東巳之助が参戦 ピアス、全身タトゥー、パンク・ファッションで登場
坂東巳之助(ウタ) (C)2017「東京喰種」製作委員会
7月29日公開の映画『東京喰種 トーキョーグール』に、歌舞伎俳優・坂東巳之助が出演していることがわかった。
石田スイ原作『東京喰種 トーキョーグール』は、現代の東京を舞台に人肉を喰らうことで生きる人の姿をした“喰種”(グール)の物語を描いたコミック。週刊ヤングジャンプ(集英社)で2011年から連載が始まり、2014年からは『東京喰種トーキョーグール:re』(トーキョーグール アールイー)として連載中。コミックスは累計1,800万部を超え、2014年にはアニメ化、2015年からは舞台・ゲーム化されるなど、様々なメディアで人気を博す作品となった。『東京喰種』はその初の実写映画化作で、主人公の金木研(カネキ)を窪田正孝が、ヒロインの霧嶋董香(トーカ)を清水富美加が演じている。
新たに出演が発表された巳之助は、原作の人気キャラクターのひとり、4区でマスク屋を営むウタを演じる。喰種たちは、捕食する際や喰種捜査官と戦う際に、目が赤くなり「赫眼(カクガン)」と呼ばれる状態に変化する。ウタが作成するマスクは、喰種が人間の世界で生きるためのものだ。ウタは、半喰種となったカネキ(窪田正孝)のためにもマスクを作ることになる。
また、ウタは他の喰種とは違って常に赫眼状態であることが特徴。さらに、左半分を大胆に刈り上げたワンサイドのツーブロックの髪型に、ピアス、全身タトゥー、そしてパンク・ファッションに身を包んだ個性的な外見の人物である。しかし、その性格はいたって穏やかでマイペース。公開された劇中カットでは、そんなウタの雰囲気が伝わるものだ。出演発表を受け、巳之助のコメントも発表されている。
坂東巳之助(喰種のマスク屋・ウタ)
正直、最初にお話を頂いた時はすごく迷いました。ウタさんと自分の共通点なんて、眉毛がない事とサイドが刈り上げな事くらいなので…。ですが、タトゥーにピアス、服装から常時赫眼に至るまで、スタッフの皆様が完璧なウタさんセットを用意して下さったので、腹を括って演じさせて頂きました。僕自身が原作の大ファンなので不安もありますが、同じ原作ファンの方々にも受け入れて頂けるウタさんになれていたら幸いです。
映画『東京喰種 トーキョーグール』 は7月29日全国公開。
映画『東京喰種 トーキョーグール』 (C)2017「東京喰種」製作委員会
出演:窪田正孝 清水富美加 鈴木伸之 蒼井優 大泉洋
監督:萩原健太郎
脚本:楠野一郎
配給:松竹
公式サイト:tokyoghoul.jp
(C)2017「東京喰種」製作委員会