スピッツの名曲が、木村文乃主演ドラマ『伊藤くん A to E』に起用 佐々木希ら恋に悩む4人の女性のテーマソングに

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2017.7.19
『伊藤くん A to E』 (C)「伊藤くん A to E」製作委員会

『伊藤くん A to E』 (C)「伊藤くん A to E」製作委員会

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スピッツの名曲が、8月スタートの深夜連続ドラマ『伊藤くん A to E』のエンディングテーマに起用されることが決定した。

このドラマは木村文乃が主演を務め、木村演じる崖っぷちアラサ―毒女のもとへ恋愛相談に訪れる4人の女性たちのストーリーに合わせて、それぞれ下記の楽曲がエンディングテーマになる。

◆ 1.2話テーマ 【A】「ぞんざいに扱われる女」(佐々木希):「冷たい頬」

「冷たい頬」

「冷たい頬」


◆ 3.4話テーマ 【B】「自分の殻に閉じこもる女」(志田未来):「スパイダー」

「スパイダー」

「スパイダー」


◆ 5.6話テーマ 【C】「愛されたい女」(池田エライザ):「さらさら」

「さらさら」

「さらさら」


◆ 7.8話テーマ 【D】「高学歴の鉄壁女」(夏帆):「運命の人」

「運命の人」

「運命の人」


なお、これらの楽曲はすべて発売中のアルバム『CYCLE HIT 1991-2017 Spitz Complete Single Collection-30th Anniversary BOX-』に収録されている。

また、『伊藤くん A to E』は来春、岡田将生×木村文乃W主演、廣木隆一監督で実写映画化することも決定している。

■木村文乃/【E】:矢崎莉(やざきり)桜(お)役 コメント
私が演じる矢崎莉桜は、人を傷つけているようで、自分で傷ついている。去るものを追わないけれど、来るものも拒まず。不思議な立ち位置の人だと思います。自分でも知らなかった女の部分に気づかされる作品でもあるので、それを受け入れて、「傷ついてなんぼです!」という気持ちで挑んでいます。
第三者の目になって、伊藤くんと彼女たちを見ていると、結局、伊藤くんがいてくれるおかげで、自分と向き合ったり、痛みに気づいたり、人生のスパイスになっていたりするので、伊藤くんみたいな人も必要なのだと解釈しています。
この作品は、いい意味でも悪い意味でも、最低な人たちが集まったお話です。反面教師にするのに、すごくいい教本だと思っています。結構シュールに笑えたりしますし、独特の世界観にはまれると思いますので、楽しみにして頂けると嬉しいです。 
■佐々木希/【A】:島原(しまはら)智美(ともみ)役 コメント
私の演じる「Aの女・智美」は、伊藤くんに好かれたくて一生懸命なのですが、雑に扱われてしまう、かわいそうなキャラクターです。ドラマの中で、2人の関係の進展を期待していたのに伊藤くんに雑に扱われるシーンがあるのですが、そのシーンを演じていたときは、智美として、悲しくて悲しくて涙が止まりませんでした。
ドラマは【A~E】の女性目線で描かれていますが、映画は「伊藤くん」目線のお話になります!友達同士で観て、盛り上がって頂けると嬉しいです。
 ■志田未来/【B】:野瀬(のせ)修子(しゅうこ)役 コメント
最初に台本を読んだ時に、【A~E】までの女性のキャラクターがすごく魅力的に描かれていて、面白いなと思いました。ちょっと女性たちに対してイラッとするところもあるのですが、お話が進むうちに、笑いもあって、最後にはホロっとするところもあります。
私が演じる修子は、伊藤くんよりもダメな女なんじゃないかって思うくらいのキャラクターです(笑)。自分に似ている部分もあって共感するところも多く、修子を通じて、ここが私のいけないところなのだなって気づかされる楽しい撮影でした。このいろいろなタイプの女性たちは、きっと自分の周りに「あ、こんな女性いるな」って思って頂ける作品だと思います。温かい目で楽しんで観てもらえると嬉しいです。
■池田エライザ/【C】:相田(あいだ)聡子(さとこ)役 コメント
この作品には、共感したら負けのような気がする“女の子のあるある”がすごく散りばめられています。
私が演じる聡子は、ちゃんと愛情というものを知っているのに、どうしても正解に辿り着けない女の子です。本当は友達のことが大好きなのに、女性らしい嫉妬心を持っているのに、それがどこに向いているものなのかが、よく分からなくなっています。ひょっとしたら観ている方に憎まれるかもしれない、自分の過去の何かにリンクする一瞬があるかもしれない、そんなキャラクターです。聡子が苦悩しながら、ちょっとでも成長していく様を見守っていただければと思います。エンターテイメントとして楽しく、面白いと思って頂ける部分と、気持ちがグチャグチャになっていく部分があるので、それを丁寧に演じていければいいなと思いました。楽しんで頂けると幸いです。
■夏帆/【D】:神保(じんぼ)実(み)希(き)役 コメント
廣木監督とは今までお仕事をしたことがなかったのですが、ずっとご一緒したいと思っていたので、今回お話を頂けてとても嬉しかったです。この作品で、【A~E】の女の子たちが持っているものが、私自身にも少しずつあるような気がして、それぞれのキャラクターに共感できました。女の子が変わるといろんな面の伊藤くんが出てきて、彼自身も変わってくるのが、すごく面白いと思いました。とても弱くてダメな人ですが、その彼の弱さが、いろんな女性を引き付ける魅力なのかなと思います。ぜひ女性たちが一生懸命恋愛している様をご覧頂きたいです。
今までにない恋愛ドラマになっていると思いますので楽しんで頂けるのではないかと思います。
■田中 圭/田村伸也(たむらしんや)役 コメント
作品ではキャラクターそれぞれのダメなところにスポットが当たっていますが、そこから、魅力的で愛しいところが伝わるんだろうなと思っています。僕の演じる田村は、良い人なのか嫌な人なのか、頭が良いのかアホなのか分かりません。人として温かい気もするし、冷たい気もして。きっと見る人によって田村の印象が変わると思うので、そんな田村の役を演じることができ僕はとても楽しかったです。また、莉桜とどんな過去があったのか気になるところです。素敵なキャストの皆様と、廣木監督はじめとするスタッフの皆様がつくる世界観がとても楽しみで、そこに参加できたことを嬉しく思っております。皆様にも是非楽しんで頂きたいです。
■中村倫也/クズケン[久住(くずみ)健太郎(けんたろう)]役 コメント
原作を読んだ時、「こんな女子いるな」と思うけれど、女性自身がなかなか気づかないところを、いろんなバリエーションで切り取って描いていて、とても刺激的に感じました。それをドラマと映画で「伊藤くん」というキャラクターをいろんな人物が演じ、木村文乃さん演じる、莉桜の頭の中で描く…おもしろいプロジェクトだなと思います。ドラマ(莉桜目線)と映画は真逆を覗き見ることになると思うので、同じ作品ですが、全く違う印象になるのかなと楽しみにしています。
この作品はいろんな痛い人たちが出てきます。そのキャラクターに向けて指を向けて笑うもよし、一緒に痛みを分かち合うもよし、いろんな楽しみ方ができる作品となっています。テレビ、映画館それぞれで楽しんでください!
■山田裕貴/沖田(おきた)役 コメント
ドラマオリジナルキャラクターの沖田という人気若手俳優の役をいただいたのですが、自分は若手人気俳優なのかと自らを見直しつつ(笑)、廣木監督や春名プロデューサーとまたお仕事が出来たことが素直に嬉しかったです。
また、莉桜の妄想の中で、僕が「伊藤くん」を演じるのですが、撮影中は、自然に女性を振り回しているってどんなことなんだろうなって考えてみたりしました。観てくださった方に「男って馬鹿だな」って思って頂けるようなクズっぷりが出ればいいなと思いながら演じました。
この作品はいろんな人の恋愛感、男とは、女とは、ということを面白い角度で客観的に切り取っています。「伊藤くん」を追いかけながら、いろんな女性を観て楽しんでください。
■廣木監督 コメント
いろんな人の思い出が詰まったスピッツの名曲たちがドラマに新たな感動と深みを与えてくれました。伊藤くんをめぐるオンナたちの本気、観てから聞く、聴いてから観るか!?スピッツはやっぱり、くせになります。

 

作品情報
(C)「伊藤くん A to E」製作委員会

(C)「伊藤くん A to E」製作委員会

ドラマ『伊藤くん A to E』
TBS 8/15(火)深夜1:28、MBS 8/20(日)深夜0:50 ドラマイズム枠にて放送開始!
木村文乃 / 佐々木希 志田未来 池田エライザ 夏帆 / 山田裕貴 中村倫也 田中 圭
総監督:廣木隆一 監督:毛利安孝 稲葉博文 原作:柚木麻子「伊藤くん A to E」(幻冬舎文庫)
脚本:喜安浩平 音楽:遠藤浩二 製作:「伊藤くん A to E」製作委員会
制作プロダクション:ドリマックス・テレビジョン

映画『伊藤くん A to E』
岡田将生 木村文乃 / 佐々木希 志田未来 池田エライザ 夏帆 / 中村倫也 田中 圭
監督:廣木隆一 原作:柚木麻子「伊藤くん A to E」(幻冬舎文庫)
制作プロダクション:ドリマックス・テレビジョン 配給:ショウゲート

(C)「伊藤くん A to E」製作委員会
公式サイト:http://www.ito-kun.jp
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