BAROQUE　サプライズ満載のツアースタート＆12月新規ツアー解禁

BAROQUEが1年ぶりとなる東京・仙台・名古屋・大阪４都市ツアー『FLOWER OF ROMANCE』の初日となる東京公演を7月23日(日)に吉祥寺CLUB SEATAにて開催した。

吉祥寺公演の翌日がBAROQUEの怜(Vo)の誕生日ということもあり、後ろまでぎっしり満員となったツアー初日。今回のツアーは映像でガッチリと作り込んだものとはちょっと思考を変え、たくさんの見所が散りばめられた、BAROQUEにしては珍しくバラエティー豊かなライブになっている。まず本ツアーは、いつものKENZO（Dr）に加え、偶然にも２年前に同場所でBAROQUEとツーマンを行なったTHE NOVEMBERSから高松浩史（Ba）がサポートメンバーとして初参加。高松の弾くカウンターメロディーが、BAROQUEサウンドに次々と化学変化をもたらしていくところはライブでもぜひ注目して欲しい。

「今回はいろんなことを仕込んできたから」と怜がMCで伝えた通り、この日はライブ中盤、圭がまず「これまでBAROQUEの昔の曲は、１本のギターだけではアンサンブル的に再現が無理な曲があった」と告白。すると、続けて怜が「だから、今回はいろんなギタリストを招いてやってみようということになって。MERRYの結生（Gt）！」といきなり結生を呼び込み、フロアは予想外のゲスト出演に大興奮！ そうして、ツインギターで懐かしいナンバーを久々に披露してフロアを激しく震わせていった場面もあった。今後もギタリストがサプライズで飛び入りする場面があるのか。そこもこのツアーの楽しみなところだ。その他にも、今度は逆にBAROQUEのメンバーである怜と圭だけがステージに残って、アコースティックでしっとりと聴かせる場面があったり。さらに、初日はアンコールにバロッカーがバースデーソングを合唱するなか、イチゴのバースデーケーキが出てきて、圭がケーキのイチゴを怜に食べさせてあげるという怜のバースデーサプライズもあった。8月12日に行われる大阪・江坂MUSE公演は圭の誕生日でもあるので、ここでは今回とはまた違ったバースデーサプライズもありそうな気もする。

このように、通常のツアーではなかなか見られないBAROQUEが散りばめられた本ツアー。今後は仙台、名古屋、大阪を巡るのだが、残念ながらこちらのはすでにSOLD OUT。しかし、8月19日に東京・TSUTAYA O-EASTで開催するツアーファイナル『FLOWER OF ROMANCE//FINAL』公演はを手に入れることができるので、まだBAROQUEを観たことがない人はぜひとも時間の都合をつけて足を運んでみて欲しい。また、このFINAL公演は先の４都市を巡ったライブとは内容も見せ方もガラリと異なり、BAROQUEの新たな試みとして１日限りのスペシャルな空間＆サウンドシステムを取り入れた特別公演となるので、ツアーを観た人も見逃せないものとなっている。

さらに、BAROQUEは吉祥寺公演終演後に、オフィシャルツイッターを通して、12月新規ツアー『ALL OF THE LOVE, ALL OF THE DREAM』とキービジュアルを発表。

今後の彼らのスケジュールとして新しいキービジュアルと新しいツアースケジュールを同時発表。

これまで空や星、ぬいぐるみや子供といったファンタジックなアイテムが続いてきたビジュアルは、壮麗に羽を広げた首のない女神の彫刻が強烈な存在感を放つものに。加えて、現在制作中のニューアルバムのキーとなる曲から歌詞の一部を抜粋したというツアータイトル“ALL OF THE LOVE, ALL OF THE DREAM”も含め、これまでとは違ってどこか神聖で哲学的なものになっている。

こちらのツアーは12月13日、宮城・仙台darwinを皮切りにスタート。15日は大阪・梅田BananaHall、16日に名古屋・ReNY limitedを回って、ファイナルは25日に東京・ディファ有明にて今年もChristmasライブを開催。
ツアー『ALL OF THE LOVE, ALL OF THE DREAM』の先行販売は、明日 8月5日（土）12時よりスタートする。