ペヤンヌマキ×安藤玉恵 生誕40周年記念ブス会*が『男女逆転版・痴人の愛』本公演の詳細発表&キャストよりコメント

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2017.9.8
7月『男女逆転版・痴人の愛』リーディング公演より(写真:宮川舞子)

7月『男女逆転版・痴人の愛』リーディング公演より(写真:宮川舞子)


7月のリーディングを経ていよいよ本公演が始動!

同い年の2人が節目の年にタッグを組む新シリーズ、ペヤンヌマキ×安藤玉恵 生誕40周年記念ブス会*『男女逆転版・痴人の愛』が、7月のリーディング公演を経て、12月8日(金)~19日(火)こまばアゴラ劇場にて本公演を行う。

谷崎潤一郎の名作『痴人の愛』を、現代に置き換え男女逆転にして描くブス会版『痴人の愛』。仕事人間で40歳独身女性の“私”は男性に対して独自の理想を持つようになる。それは未成熟な少年を教育して自分好みの男に育て上げるというもの。ある日“私”は美しい少年ナオミと出会い、「小鳥を飼うような心持」で同棲を始める。人見知りで垢抜けない少年だったナオミは次第にその美貌を利用して奔放な振る舞いを見せるようになり“私”はナオミに翻弄され身を滅ぼしていく……。母性本能と恋愛感情の狭間で揺れ動く女心。年下の小悪魔に振り回され屈服するマゾヒズムと年上の異性を下僕のように支配するサディズムが官能的に交錯する。

<生誕○周年記念ブス会*とは>
脚本家・演出家・演劇ユニット「ブス会*」主宰のペヤンヌマキが、同い年の女優・安藤玉恵と立ち上げた新しい舞台のシリーズ。「生誕40周年ブス会*」を皮切りに、節目の年に公演を行っていく予定。「男女逆転版・痴人の愛」は7月にギャラリーしあんでプレイベントリーディング公演を行い、12月、満を持しての本公演となる。

<私(犀門洋子)役 安藤玉恵コメント>
7月のリーディング公演が終わってしばらくは、ナオミに会いたくて仕方なかったんです。譲治さんと洋子(私)、どちらが「ヤバイ」んだろ?いよいよ稽古が始まります。もうね、こうなったら、ペヤンヌと共に狂っていくしかないと思ってます。

<ナオミ役 福本雄樹コメント>
ペヤンヌさん、安藤さんの40歳記念公演ということと、谷崎潤一郎の「痴人の愛」を題材にするということで沢山の方が注目されている中、これまで数多くの女優さんが演じてきた「ナオミ」を男の僕が演じるのはプレッシャーが大きかったですが、7月の朗読公演を終え、今は12月の本公演がとても良い作品に仕上がる予感がしています。ペヤンヌさん、そして安藤さん、山岸さんと楽しみながら、しっかりと作品に向き合っていきたいと思います。

<浜田役 山岸門人コメント>
ペヤンヌさんと玉恵さんの生誕40周年という、記念すべき公演に参加できて、静かに興奮しております。とても美しい作品になるんじゃないかと想像しています。良い緊張感を持って、稽古に臨み、作品に貢献できるよう、執着を持って、役と向き合いたいと思っています。12月アゴラでお待ちしてます!

<ペヤンヌマキ コメント>
本公演に先立ち、去る7月に同作品のリーディング公演を行いました。初の試みです。リーディングのテキストを書くに当たり、原作『痴人の愛』から大好きな谷崎さんの言葉をお借りしつつ、私自身の言葉を加えて行く作業は、なんだか谷崎さんとセックスしているような妙な心持ちを覚えました。これから更に時間をかけてこの作品を深め、12月にアゴラ劇場で上演できることの贅沢さ、これまでのブス会の作品にない新しいものができる予感がひしひしとしています。更に深化した12月アゴラ劇場での本公演にぜひご期待ください。

は、公式HPにて9月22日(金)よりオフィシャル先行がスタート、10月14日(土)10時より一般発売。

イラスト:Cato Friend 宣伝美術:冨田中理

公演情報
ペヤンヌマキ×安藤玉恵生誕40周年記念ブス会*『男女逆転版・痴人の愛』

■脚本・演出:ぺヤンヌマキ(原作:谷崎潤一郎『痴人の愛』)
■出演:安藤玉恵 福本雄樹(唐組) 山岸門人 / 浅井智佳子(チェロ演奏)

 
■会場:こまばアゴラ劇場 東京都目黒区駒場1-11-13 http://www.komaba-agora.com/
■日程:2017年12月8日(金)~19日(火) 計16ステージ
■タイムテーブル:
12月8日(金)19時30分 ※プレビュー公演
12月9日(土)休演日★過去作品上映
12月10日(日)14時/18時
12月11日(月)14時/19時30分
12月12日(火)19時30分
12月13日(水)14時/19時30分
12月14日(木)休演日
12月15日(金)19時30分
12月16日(土)14時/18時
12月17日(日)14時/18時
12月18日(月)14時/19時30分
12月19日(火)14時
※開場は開演の30分前、受付開始は開演の45分前
★過去作品上映
12月9日(土)12時「お母さんが一緒」、15時「女のみち2012再演」、18時「お母さんが一緒」
■料金 (40周年記念価格)
○一般シート(入場整理番号付自由席)前売4000円/当日4500円
○ブスシート(入場整理番号付自由席/1~2列目ベンチ席)前売4000円/当日4500円
※プレビュー公演=一般シート・ブスシート共に前売3800円/当日4300円
★上映会(入場整理番号付自由席)前売・当日共に 1500円
一般発売 10月14日(土)10:00~
■問い合わせ  ブス会* 080-7943-2251(10:00~20:00) info@busukai.com
■公式HP  http://busukai.com

 
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