KANが白い翼を背負って登場! Do As Infinity、hitomiらが日本最古の博物館で競演『東京国立博物館 nukumori MOON LIVE2017』
KAN
9月9日(土)、開館145年を誇る日本最古の博物館『東京国立博物館』での初の屋外音楽フェス『東京国立博物館 nukumori MOON LIVE2017』が開催。KAN、ZYUN.、Do As Infinity、hitomiらが2,000人を前にパフォーマンスを繰り広げた。
『東京国立博物館 nukumori MOON LIVE2017』
今回で8回目の開催となる『nukumori MOON LIVE』は、「音楽を通じて“小さな命”を守り続ける」音楽チャリティイベント。毎回売上の一部とグッズ売上を、犬猫シェルターに犬猫のワクチン代として寄付している。出演アーティストはKAN、ZYUN.、Do As Infinity、hitomiの4組に加え、オープニングアクトとして戸渡陽太、メインMCでラジオDJのdjmapi(松本ともこ)、メイクアップアーティストのピカ子が登場した。
MC、井上洋一副館長、ゆりの木ちゃん、トーハクくん
戸渡陽太
陽が傾きはじめ、イベントの幕開けでは、オープニングアクトの戸渡陽太が弾き語りにて3曲を披露。アコースティックギターの音色と力強い歌声が東京国立博物館に響いた。戸渡を送り出すと、東京国立博物館・副館長の井上洋一氏が同館のオフィシャルキャラクター“トーハクくん”と“ゆりの木ちゃん”と共に登場。「『ゆるキャラグランプリ』での投票をお願いします」と、キャラクターの宣伝も欠かさずにステージをあとにした。
Do As Infinity
2番手はDo As Infinity。伴 都美子はモノトーンの花柄のワンピース姿で登場した。二人ともペットを飼っているということで、ギターの大渡 亮が、「飼っていたクワガタが逃げて、その(飼っていた)土からからカナブンが産まれたんです」と話して途中で笑いを誘う。一方の伴は「ペットと暮らす環境を考えていきたい」と語る。そして、東京国立博物館でのライブに選んできたという計5曲を披露した。
hitomi
陽が落ち、ライトアップされた博物館を背に、hitomiが白のフレアワンピース姿で登場。「(みなさんとの)距離を縮めていっていいですか?」と語りかけ、最新配信シングル「夢運んだランドセル」を観客の手拍子とともに歌い上げた。会場のテンションを高めた後は、「SAMURAI DRIVE」「LOVE 2000」と、代表曲を続けて披露。計5曲のパフォーマンスで大いに盛り上げた。
KAN
続いては、ファンにとってはお馴染みの“赤い西洋貴族風のスーツ”に、約1mの白い翼2枚を背負った特徴的な衣装でKANが登場。歓声が湧く中「(自分が)子供の頃は皆こういった格好だったんです」と会場を笑わせた。手拍子のタイミングをレクチャーしながらピアノを弾き語りするスタイルや、モノマネを織り交ぜながらのステージ、代表曲「愛は勝つ」の披露など、圧倒的なパフォーマンスに会場は終始大盛り上がりとなった。
ZYUN.
トリを務めたのは、nukumori2回目の出演となるZYUN.。初披露となったカバー曲「ZOO」を含む、計5曲を熱唱した。最後の楽曲「かげおくり」では観客が一斉に両手を挙げ、会場が一体化。ZYUN.は堂々のステージを披露した。
エンディングではアーティスト、MC含め8名がステージに再登場。集まった2,000人のオーディエンスをバックに記念撮影を行い、約3時間に渡るライブの幕を閉じた。
※終了
日程: 2017年9月9日(土)17:00~20:00
場所: 東京国立博物館 本館 特設ステージ(東京都台東区上野公園13-9)
出演:KAN/ZYUN./Do As Infinity/hitomi ※50音読み順
【オープニングアクト】戸渡陽太
MC:djmapi 松本ともこ/ピカ子
nukumori PROJECTとは
「ちいさな命を大切に」
人とペットのよりよい環境を提案する「DOG Bless you!」が発信する音楽イベント、それが『nukumori』プロジェクトです。ペットを飼うと大変? 殺処分ゼロの日本になればいいな 被災ペットへのサポートをしよう! など。ペットが大好きな、アーティスト、著名人に賛同してもらい、音楽を通じてメッセージを届けています。
また、東日本大震災以降『nukumori』プロジェクトは、様々なメディアを通じ「できることから始めよう!」をテーマに、ちいさな命のサポートをしています。
公式ホームページ: http://www.sos-nukumori.com/