大塚 愛「「もう辞めてもいいな」って、一瞬、思うぐらいの達成感はありましたね」 インタビュー掘り起こし企画第2弾
大塚 愛
今年の9月にデビュー14周年を迎えたばかりの大塚 愛が、自身の誕生日でもある9月9日に中野サンプラザにて一夜限りのバースデーライブを開催した。
14周年を記念して、大塚の14年間のインタビュー掘り起こし企画&配信プライスオフキャンペーンを実施。第2弾となる今回は、2006年のインタビューとなっている。
また、本日9月27日から2週間にわたって、1stアルバム『LOVE JAM』配信プライスオフとなるので、そちらもぜひチェックしてみよう。
「もう辞めてもいいな」って、一瞬、思うぐらいの達成感はありましたね。
2006年、常にヒットチャートを席巻し、年末の『輝く!日本レコード大賞』『NHK紅白歌合戦』へも連続出演。すっかり時の人となっていた彼女は、初のバースデーライブ【大塚 愛[LOVE IS BORN]~ 3rd Anniversary 2006 ~】(※後にラブボンと呼ばれ、毎年恒例の公演となる)を日比谷野外大音楽堂にて開催した。
この公演について「一番好きな自分の曲を歌うと言って、「ポケット」という未発表曲を披露されていましたよね? 自分の気持ちを初めてと言ってもいいぐらい100%込めた曲と紹介していましたけど、今そういう曲を作ろうと思ったのは一体どんな心境から?」とインタビューしたところ、「プレゼントをしたくなったんです、好きな人に。「今まで作った中で一番良い楽曲だな」って思った曲なんですよ。だから今まで支えてくれたみんなへの感謝の想いを込めて、自分が一番良いと思う楽曲を聴いてほしいなと思って披露しました」と答え、さらに同曲が完成した際には「「もう辞めてもいいな」って、一瞬、思うぐらいの達成感はありましたね」とコメントした。
ちなみに、この時点では「元々リリースする予定で創った曲ではないので・・・。でも「みんなに聴いてほしい」という気持ちが生まれたときに初めてリリースするかもしれないです。」としており、後に代表的なバラードとなる「ポケット」のリリース予定はなかったが、翌2017年11月にシングルリリース。各所で幾度となく多くの涙を誘うことになる。(TEXT:平賀哲雄)
http://www.billboard-japan.com/special/detail/323