【八王子天狗祭クイックレポ】04 Limited Sazabys待望の初見参、歓喜の途切れる間がない熱狂の35分間

レポート
音楽
2017.11.11
04 Limited Sazabys

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八王子天狗祭【天狗ステージ】 04 Limited Sazabys

1曲目「swim」、2曲目「Warp」、ともにフロアの中央で何度も、参加者たちによるウォール・オブ・デスがくり返される。「ハチテン! ハチテン!」「グドモ!グドモ!」コールから突入した3曲目「Chicken race」は、後半までミドル・テンポの曲なのに、それでも何度もウォール・オブ・デス発生。というフロアのすさまじい熱狂ぶりが、いかにこのバンドが待たれていたかを示している。04 Limited Sazabys、『八王子天狗祭』初見参。

04 Limited Sazabys

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アーティスト・エリアでマッサージを受けていたら、施術師の手つきがどうもおかしい。目を開けてみたらKuboty(TOTALFAT)が自分の股間すれすれのところで手を動かしていた、危うく天狗みたいになるところだった──というGEN(Ba/Vo)のMCをはさんで(曰く「もっとウケると思った」だそうですが、私は充分ウケていたようにお見受けしました)、なんとグッドモーニングアメリカ「言葉にならない」のカバーを披露。その圧倒的な「フォーリミがやるとこうなる」っぷりに、オーディエンス一同「おおっ!」となる。次の「monolith」ではサークルモッシュが起き、その火に油を注ぐように「fiction.」「escape」とたたみかけて行くフォーリミ。休みなし、隙間なし、歓喜の途切れる間なしの時間が続く。

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グドモ先輩は自分たちがまだ相手にされてない頃からすごくかわいがってくれた、今でも仲いいバンドたちと出会わせてくれたのもグドモ先輩だ、と、感謝の言葉を口にするGEN。
グドモの前身バンド・for better,for worseとTOTALFATの対バンツアーを普通に観に行っていた、自分の持っているfor better,for worseのCDには間違いがある、1500円が15000円になっている、これ持ってるのすごいレアだと思う、とのこと。確かに。
そして「Teminal」で再び、いや、この短い時間でもう何回目かわからないけど、とにかくオーディエンスに火をつける。
ラストは「自分自身に生まれ変われ!」という叫びから始まった最新シングル「Squall」。ステージの下にも上にも全9曲で一番のピークが訪れ、この、体感時間10分の35分が終わった。

余談。フロア後方でもサークルモッシュとか起きていたのですが、「まさかたなしん、まだあの中にいないだろうな」と、目を凝らして探してしまいました。発見できなくてホッとしました。出番、もう次の次だし。


取材・文=兵庫慎司 撮影=白石 達也

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セットリスト
八王子天狗祭【天狗ステージ】 04 Limited Sazabys
1. swim
2. Warp
3. Chicken race
4. 言葉にならない(グッドモーニングアメリカ)
5. monolith
6. fiction
7. escape
8. Terminal
9. Squall

 

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