山田裕貴×青木玄徳『闇金ドッグス8&9』が2018年春に公開へ 「商売人としての忠臣」「実際に起こった事件」を描く重い作品に

山田裕貴、青木玄徳主演の映画シリーズ最新作『闇金ドッグス8』『闇金ドッグス9』の製作が決し、2018年春に劇場公開されることが明らかになった。

『闇金ドッグス』シリーズは、窪田正孝らが主演をつとめたヤンキーアクション映画シリーズ『ガチバン』の登場人物・安藤忠臣（山田裕貴）を主人公にすえてスタートした作品。『ガチバン』シリーズではヤクザの構成員だった忠臣がその後組長となり、さらにひょんなことから闇金業者に転職。金と人間の欲望をめぐり、地下アイドルや主婦、悪徳芸能事務所の社長ら個性豊かなキャラクターたちと生々しいドラマを繰り広げてきた。『闇金ドッグス2』からは、シリーズ第1作で登した青木玄徳演じるホスト崩れ・須藤司が安藤の部下・相棒として参戦。その後、二人それぞれを主人公とした作品が2作づつ劇場公開されてきた。『ガチバン』、藤田玲主演のバイオレンスカーアクション『ボーダーライン』とともに、アウトローたちを描くプロジェクト“AMG・アウトロームービー・ユニバース”の一つでもある。

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『闇金ドッグス8』では、パート1・2・4・6に続いて山田裕貴が主演。山田は、2017年は主演の『闇金ドッグス6』を含め、『HIGH＆LOW』シリーズ『亜人』『あゝ、荒野』『デメキン』など13本の映画に出演。2018年も映画『となりの怪物くん』（4月27日公開）や主演作『あの頃、君を追いかけた』（秋公開予定）の公開が目白押しだ。『闇金ドッグス』シリーズへの出演については、「良いモノを届けないといけないというかなりいい重圧を背負っている感覚になってきました」「今回はより商売人としての忠臣を見てもらえるかと思います」と決意とみどころを語っている。

『闇金ドッグス9』の主演はパート3・5・7に続き青木玄徳が務める。2017年は、『闇金ドッグス7』『くらわんか！』などで主演を務めてきた青木。2018年は、舞台もののふシリーズ最新作『駆けはやぶさひと大和』や『パタリロ！』、映画『牙狼＜GARO＞神ノ牙－KAMINOKIBA－』（1月6日公開）や『恋のしずく』が控えている。今回の『闇金ドッグス』については、「台本を読んだあと、かなりヘビーな気持ちになりました」「実際に起こった事件をエピソードに盛り込んでいるので、こんな世界があるんだと驚いています」などと、内容を明かしている。

なお、シリーズ最新作となる『闇金ドッグス8』『闇金ドッグス9』では、前作に引き続き元木隆史監督がメガホンをとり、脚本を池谷雅夫氏が担当する。

山田、青木のコメント全文は以下のとおり。

 

山田裕貴

闇金ドッグス8,9製作決定ということで、シリーズを続けられるという喜びとより良いモノを届けないといけないというかなりいい重圧を背負っている感覚になってきました。1～7まではガチバンシリーズから生まれた安藤忠臣という人間の闇金稼業の始まりと忠臣の人間性を掘り下げたストーリーが多かったですが、今回はより商売人としての忠臣を見てもらえるかと思います。債務者に焦点を当てることによって現実に起こりうる問題の実態や、この世の闇を暴く作品により近づいたかと。今回もかなりヘビーです(笑)。心してご覧下さい。

 

青木玄徳

『闇金ドッグス８・９』の製作が決定致しました！今回の台本を読んだあと、かなりヘビーな気持ちになりました。それこそスーパーヘビー。シリーズの中でパート５はかなりヘビーな題材でしたが、それを超えたシリアスな作品となっています。しかも、実際に起こった事件をエピソードに盛り込んでいるので、こんな世界があるんだと驚いています。ぜひ、劇場にてこの世界観を体感して頂きたいです。

『闇金ドッグス8』『闇金ドッグス9』は2018年春公開。