金子國義宅でも撮影 性別を超えた変身願望や理想を写す、須藤絢乃の個展

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2018.2.12
 須藤絢乃作品 anima/animus, inkjet print, 2018 ©Ayano Sudo

須藤絢乃作品 anima/animus, inkjet print, 2018 ©Ayano Sudo

須藤絢乃の個展『須藤絢乃写真展 Anima/Animus ―金子國義の部屋―』が、2月28日から東京・銀座三越7Fギャラリーにて開催される。

須藤絢乃は大阪出身のアーティスト。被写体の性別を超えた変身願望や理想像を写真に収め、少女漫画のカラー原稿と写真の狭間にあるような平面作品を発表している。2011年の『ミオ写真奨励賞』にて森村泰昌賞、2014年の『写真新世紀』ではグランプリを受賞しており、アメリカや台湾など国外でも活動。また、実在する行方不明の少女たちに自ら扮したシリーズ『幻影 Gespenster』と同名の作品集がフランスのHOLOHOLO BOOKSより出版されている。

『須藤絢乃写真展 Anima/Animus ―金子國義の部屋―』では、画家・金子國義の自宅をはじめ、独自の世界観で撮り下ろした新作を展示。また、ファッションブランドによる同展にあわせた春夏の新作アパレルや、金子國義のジークレープリントなど関連作品も展示販売される。

3月3日に同会場内で行なうトークショーには、金子國義作品の制作に長年携わってきたスタイリストの藤崎コウイチをゲストに迎える。詳細は銀座三越7Fギャラリーのオフィシャルサイトにて確認しよう。

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