日本最大級のフィギュア博物館「円形劇場 くらよしフィギュアミュージアム」が4月にオープン

日本最大級のフィギュア博物館「円形劇場 くらよしフィギュアミュージアム」が、2018年4月7日（土）、 鳥取県倉吉市にオープンする。

「円形劇場 くらよしフィギュアミュージアム」の舞台となるのは、鳥取県倉吉市にある旧明倫小学校の校舎。現存する円形校舎としては日本最古の建物だ。戦後ベビームーブの時に建設され、教室や校庭には常に子供たちの元気な声が響きわたっていたが、しだいに児童数が減少。建物自体も老朽化が進んだことにより解体される運命にあったが、建築物としての価値、地元の人々の思い出がたくさんつまった地域のシンボル的な意味合いから再利用の声が高まり、今回の「円形劇場 くらよしフィギュアミュージアム」として生まれ変わることとなった。

創設にあたり、大手フィギュアメーカーの「海洋堂」、倉吉市に工場を持つ「グッドスマイルカンパニー」、鳥取県米子市に拠点を構える「米子ガイナックス」の3社による全面的なバックアップを受け開館が実現。フィギュアの聖地を旗印として掲げ、日本国内はもとより世界に対して新しいカルチャーを発信していく。

館内には、日本を代表するフィギュアメーカーの作品を中心に、TVの人気キャラクターやヒーロー、動物や恐竜、ミリタリーものなどカテゴリーごとに見やすく分類し約2,000点を展示。ほかにも、実際にフィギュア制作を体験できるコーナーや、お気に入りのフィギュアをジオラマの中で撮影できる特撮コーナー、ミュージアムショップなどが設けられている。