日本を拠点に音楽活動を再開したニック・ムーン(KYTE)にインタビュー「アジカンとのツアーは、過去最高の旅になると思う!」

2018.5.15
インタビュー
音楽

――今後のご予定ですが、<GREENROOM FESTIVAL ‘18>に出演し、6/7からはアジカンのライブハウスツアーの全日程でオープニング・アクトを務められるのですよね。日本の様々な場所を旅できますね。

信じられないくらいラッキーだと思います。そして過去最高の旅になると思っています。20~25分のセットをやって、皆さんと一緒に彼らのライヴを観ます。今から本当に楽しみです。

――今後のライヴも、3月の時と同じく全て一人だけで行うのですか? その場で声などを録音したりもしているので、すごくライヴ感がありますよね。

ループステーションを使っているので毎回ちょっと違うところはあると思いますが、演奏しようと思っている曲や順番はもうだいたい頭の中にイメージ出来ています。サポート・アクトなので、長居して嫌われないようにしたいと思っています。「このイギリス人は誰なのだろう……」と思われないように(笑)。

――そんなこと思わないですよ(笑)。アジカンのファンの皆さんはきっとニックさんのことを知っていますよ。

そうだと良いのですが。メイン・アクトの登場前に、皆さんに楽しんでもらい、会場をあたためられるようなステージができたらと思っています。

――今後、例えばドラマーを入れてライヴを行う可能性もありますか?

新曲がどうなるかにもよりますが、ドラマーがいるとパワーが増すし、ライヴ感が出るから入れてみたいとは思っています。でも、毎回同じようにプレイしているわけではないので、例えばジャズの即興系のドラマーのような方にお願いしないといけないかもしれません……。あとバック・ヴォーカルも居たら良いですね。アジカンとのツアーが終わったら、次のライヴについて考えようと思っています。

――単独のライヴもぜひ開催してほしいです。

そうですね、それもどこかのタイミングで出来たら良いなと思っています。

――ところでニックさん、日本語を勉強されているのですよね。

先生に教えてもらっているわけではないのですが、たくさんの優しい方たちと毎日一緒に働いているので、直接会って日本語で会話できるのが嬉しいです。先生につくよりもはやく上達できる気がします。毎日少しずつ覚えていますよ。

――アジカンのメンバーとは、いつもどんな話をするのですか? 音楽の話も?

少ししますね。それもあって、もっと日本語を上手く話せるようになりたいと思っています。

――会話は日本語で?

そう出来るように努力はしているのですが、彼らの英語の方が僕の日本語より上手なので……。今年の夏の間には、日本語で基本的な会話ができるくらいまでレベルアップしたいと思っています。それが目標。ソノタメニ、マイニチベンキョウスル!

――最近はどんな音楽を聴いていますか?

岩崎愛のアルバムが素晴らしかったです。あと、the chef cooks meの作品も。最近は、お会いした方の作品をよく聴いていて、言葉を覚えるのにも役立っています。

――ニックさん、きっとお好きだと思うのですが、フェニックスの来日公演(2018年4月)には行かれましたか?

行きました! ずっと前から大好きなバンドです。素晴らしいライヴでしたね。イベントでメンバーとお会いする機会があったのですが、本当に素敵な方たちでした。実は、フェニックスのメンバーとの会話中に、間違えて日本語で話してしまい、びっくりされました(笑)。

一同(笑)。

前回イギリスで両親に会いに行った時も、会話の途中で「そう……、そうですか……」と無意識のうちに日本語で相槌を打っていて、両親にも驚かれました(笑)。何週間も日本語が飛び交う中で暮らした後だと、脳を切り替えるのが難しいです。

――それは、確実に日本語が身についている証ですね! 最後に、SPICEを見ている方々に一言お願いできますか?

僕の音楽に興味を持ってくれた皆さん、ありがとうございます。イベントなどで皆さんとお話しする機会があり、嬉しかったです。これからもたくさんの方に会えることを楽しみにしています!

――ファンの方が、東京の街中でニックさんを見かけることもあるかもしれませんね。

そうですね。その時は声をかけください。だいたい、スターバックスかモスバーガーにいます(笑)。

一同(笑)。

――ありがとうございました! 次は日本語でぜひインタビューさせてください。

ゼヒ! オネガイシマス!


取材・撮影・文=岡村有里子

 

リリース情報

NICK MOON『CIRUS LOVE』

2018.4.11
SICX-99
¥2,200+税

<トラックリスト>
1. End/Gone
2. Guul
3. SPACE 666
4. Something
5. Animals
6. So Well
7. Story
8. Water
9. Cameron
10. I Seem To Love
11. You & Me

All songs written by Nick Moon
Produced by Nick Moon
Mastered by Greg Calbi

※国内盤CD(全11曲)
※初回仕様限定 直筆サイン入り紙ジャケット予定
※解説・歌詞・対訳付き

ライブ情報

GREENROOM FESTIVAL ‘18
会場:横浜赤レンガ地区野外特設会場
日程:5月26日(土)、5月27日(日)
※ニック・ムーンは5月27日(日)に出演
http://greenroom.jp

2018年6~7月 全国22か所で開催
ASIAN KUNG-FU GENERATION Tour 2018「BONES & YAMS」
※オープニング・アクトとして出演決定
http://www.akglive.com/tour2018/

プロフィール

NICK MOON(ニック・ムーン)

UK/レスター出身、KYTEのフロントマン(ヴォーカル/キーボード)。2008年にKYTEとしてデビュー・アルバム『KYTE』をリリースし、そのスケール感溢れるエモーショナルなポスト・ロック・サウンドが、英国はもちろん、日本でも注目を浴び、2008年の初来日ツアーは全公演ソールドアウトを記録。その後も単独ツアーの他、2009年には<サマーソニック・フェスティバル>に、2013年には<フジ・ロックフェスティバル>に出演し、KYTEとしては合計6度来日をし、根強い人気を誇る。2017年冬にソロ活動開始を発表し、2018年4月に、全曲の作詞作曲&プロデュースを自ら手がけたファースト・アルバム『CIRCUS LOVE』をリリースした。6年振りの音楽活動再開となる。

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