和楽器バンド、「細雪」が本仮屋ユイカ&尚玄ダブル主演でショートフィルム化 アジア最大級の国際短編映画祭に出品

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2018.6.18
和楽器バンド

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和楽器バンドが4月25日に発売した5thアルバム『オトノエ』のリードトラック「細雪」をモチーフにしたショートフィルム『遠い時間、月の明かり』が製作され、アカデミー賞公認のアジア最大級の国際短編映画祭『ショートショート フィルムフェスティバル & アジア2018』(SSFF & ASIA)を通じて世界の国際映画祭に出品されることが発表された。

本作品は、本仮屋ユイカ、尚玄をダブル主演に迎え、和楽器バンドのボーカル鈴華ゆう子がナレーションで参加している。「別れ」を日本特有の「侘び寂び」と「和楽器バンド x オーケストラ」で表現した「細雪」にインスパイアされた本作は、詩と音楽、映像が三位一体となった、儚くも切ない男女の物語に仕上がっている。メガホンをとった岸本司監督は、「「細雪」は美しくも儚い言葉で綴られた離別の詩だが、根本にあるのは「愛する者への想いと優しさに溢れた人生讃歌」。曲に導かれて物語を作ることは至福の体験だった」と語る。

「細雪」は和楽器バンドが温めてきた楽曲としてメンバーの想いも強い楽曲。そんなメンバーの想いに呼応するように、今秋公開される川栄李奈の初主演映画『恋のしずく』の主題歌、京都を舞台にしたTVアニメ『京都寺町三条のホームズ』のテーマソング、そしてショートフィルム『遠い時間、月の明かり』が製作され、日本文化の様々な分野でフィーチャーされるトリプルタイアップ楽曲となった。

■鈴華ゆう子(Vo) コメント
本作品を最初に見た時、映像から感じる世界観が独特で、気づいたらその世界観に引き込まれていました。男女の出会いと別れ、そしてその二人を繋ぐ数奇な運命の糸が見事に映像で表現されていて、そこに「細雪」が重なることによってより重厚な映像作品として仕上がっているのではないかと思います。見どころはやはり「細雪」という楽曲と映像とのマッチングではないでしょうか。想像力を膨らませ、この作品を見た人の心に何かを残す、そんな素敵な作品だと思いますので、一人でも多くの方に見ていただきたいです。

そして本作品では初めてナレーションにも挑戦させていただきました。初挑戦ということで最初は戸惑いもありましたが、事前にイメージ繰り返し、作品の世界に合わせた声のトーンやテンポ感、感情表現の度合いを探りました。先に男性ナレーションが既に収録を終えていたので、そこまでで生まれていた役者さんとナレーションのバランスや空気を崩さないよう調整しながらトライさせていただきました。ナレーションというお仕事は今回が初めてでしたが、また機会があれば今後も挑戦させていただきたいです。

 

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