2018 PARCO PRODUCE “三島 × MISHIMA” 三島由紀夫の極上エンターテインメント小説『命売ります』を舞台化

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2018.7.2

2018年秋、PARCOが2018 PARCO PRODUCE “三島×MISHIMA”シリーズとして日本文学の金字塔・三島由紀夫をグローバルな視点で取り上げ、舞台化に挑むもので『豊饒の海』に引き続き、2018年11月24日(土)〜12月9日(日)サンシャイン劇場にて『命売ります』を上演することが発表された。

本公演の原作は、1998年の文庫版刊行以来、累計発行部数29万部超。そのうちの25万部は2015年7月以降の重版と、昨今改めて注目を浴びている三島由紀夫の小説「命売ります」だ。1968年に「週刊プレイボーイ」に連載された本作品は、執筆当時の時代の香りを漂わせつつも、古さは全く感じさせず、ハラハラドキドキの展開の根底に、人間の生と死というテーマが描かれている。このエンターテインメント小説の傑作を、脚本家、演出家として大活躍中のノゾエ征爾の脚本・演出で舞台化する。

ある日、ふと「死のう」と思い立った羽仁男(はにお)は「命売ります」という広告を出す。すると訳ありげな怪しい男女がつぎつぎに現れて……。スリルとサスペンスに満ちたなエンターテイメントであると同時に、三島由紀夫らしい多面的で複雑な人間が躍動する本作品。1960年代末の発表当時の雰囲気も大切にしつつ、ノゾエ征爾らしいユーモアある切り口で、軽やかに人間の本質に迫る。

出演は、主演の羽仁男に2.5次元作品や大型ミュージカルで大注目の若手、東啓介を抜擢。ストレートプレイ初挑戦となる東に期待が集まる。また吸血鬼の母親の為に、羽仁男の命を買いに来る高校生・井上薫に、NHK連続テレビ小説「半分、青い。」のヒロインの弟・草太役で脚光を浴びる上村海成。はじめに羽仁男に接触してくる謎の老人に温水洋一。最初の女・るり子を愛人にしている謎の外国人に不破万作。そして市川しんぺー(『ハングマン』)、平田敦子(『ニンゲン御破算』)や、ノゾエ征爾の主宰する劇団「はえぎわ」の中心メンバー川上友里(『ニンゲン御破算』)、町田水城(『ニンゲン御破算』)、ノゾエ征爾が様々な役柄で活躍する。
なお、羽仁男が出会う個性的な女たちを演じる4人の出演者は、第二弾キャストとして発表される。

公演情報

『命売ります』 2018 PARCO PRODUCE 三島×MISHIMA
【ストーリー】 ある日ふと「死のう」と思い立った羽仁男(東啓介)は服薬自殺を図るも未遂に終わる。その日から、新聞広告と自宅の玄関ドアに『ライフ・フォア・セイル』の看板を出し、「命売ります」の商売を始める。一度失敗した自殺を繰り返すのは億劫だった。誰かに、あまり深い意味もなく、あっさり殺されたかった。さっそく謎の老人(温水洋一)から、ある人物(不破万作)の愛人になっている若い妻を殺してほしいという依頼が入る。指示どおりに行動すれば、羽仁男はきっと妻と共に、その人物に殺されるだろうというのである。そして望みどおり迎える絶対絶命のピンチ! 浮気現場を目撃されたにも関わらず、羽仁男はなぜか無事に帰され、るり子だけが謎の水死体となる。その後も、図書館の貸し出し係の女、吸血鬼の母と息子(上村海成)、貸間の女と、個性的な女が、次々に命の買い手として現れる。そのたびに「今度こそ死ぬ」と期待するのだが、やはり自分だけは生き残ってしまう・・・これは偶然なのか?誰かが仕組んだことなのか? 女たちに加え、謎の外国人、男たちなど、全く関係ないと思っていた人物が、やがてひとつの線で繋がっていく。そして出会いと別れを繰り返すうち、羽仁男の中で思いがけずも死への恐怖が芽生え始める……。いよいよ待望の死が迫った時、羽仁男は果たして……。

原作:三島由紀夫
脚本・演出:ノゾエ征爾
美術:深沢襟
照明:吉本有輝子
音楽:田中薫
音響:井上直裕(atSound)
衣裳:駒井友美子
演出助手:神野真理亜
舞台監督:榎太郎

出演: 東啓介 上村海成 市川しんぺー 平田敦子
川上友里 町田水城 ノゾエ征爾 不破万作 温水洋一 他

■公演日程 :2018年11月24日(土)〜12月9日(日)
■会場 :サンシャイン劇場
■入場料金 :S 席 8,500 円 A 席 7,000 円(全席指定・税込)
■前売開始 :2018 年9月8日(土)
■お問合せ :パルコステージ 03-3477-5858(月~土 11:00~19:00 日・祝 11:00~15:00)
http://www.parco-play.com/
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