欅坂46、『欅共和国 2018』3日間で4万5千人を動員！　サプライズで「アンビバレント」を初披露も

欅坂46とけやき坂46（ひらがなけやき）が、7月20日(金)・21日（土）・22日(日)に合同ライブ『欅共和国 2018』を山梨県・富士急ハイランド・コニファーフォレストにて開催した。

『欅共和国』は今年で2回目となるイベント。前回は2日間開催から、今年は3日間にパワーアップしての“建国"となり、3DAYSで合計4万5千人を動員した。

昨年同様に“欅共和国”の世界観を体現するかのように、ダンサーと欅坂46が集団行動を取り入れたダンスを披露し、ステージの幕が上がる。1曲目は、昨年の欅共和国でサプライズ披露された、夏のアッパーチューン「危なっかしい計画」。快晴の青空に水柱が上がる演出と「欅共和国！ぶち上がれ！」と言う声と共に盛大にスタートした。

そこから「サイレントマジョリティー」、「世界には愛しかない」とシングル曲2曲を連発し、一気に会場の熱量を上げていく。そして、キャプテンの菅井から「欅共和国へようこそ！」と歓迎の言葉をファンへと送り、MCパートに。メンバーの小池は、「『世界には愛しかない』のときに綺麗に虹がかかっていて、野外ライブならではだよね」と野外ライブの魅力を語った。

そこからは、ファンお待ちかねのユニット曲が披露された後、「太陽は見上げる人を選ばない」でけやき坂46（ひらがなけやき）が合流し、18名の欅坂46、19名のけやき坂46、合わせて37名がステージに勢揃い。けやき坂46の2期生も一緒にこの曲をパフォーマンスするのは今回が初ということもあり、ファンからは大きな歓声が上がった。

ここから、けやき坂46にバトンタッチ。キャプテンの佐々木久美を中心に初日、2日目と実施した“水分補給タイム”を実施した。佐々木久美の音頭に合わせて、ファンは周囲の人と乾杯を交わし、会場は一つに。その後、「期待していない自分」、「誰よりも高く跳べ！」、「NO WAR in the future」の3曲で会場のテンションはさらにヒートアップし、短時間で今のけやき坂46の実力を知らしめた。

そして「東京タワーはどこから見える？」で、再び欅坂46が登場。「エキセントリック」、「AM1:27」、「語るなら未来を…」と、クールな欅坂46の真骨頂とも言えるパフォーマンスを披露していく。そして、本編最後は「風に吹かれても」で締めくくられた。

その後オープニングと同様に集団行動を取り入れたダンスパフォーマンスでフィナーレを迎え、最後には客席後方に花火が打ち上がり、会場の熱気は最高潮に。「二人セゾン」からスタートするアンコールは、夜の始まりを優しく演出し、「キミガイナイ」、「もう森へ帰ろうか？」を立て続けに披露して、メンバーはステージを後にした。

やがて、スクリーンに映し出されたのは一人静かに踊る平手友梨奈の姿。しかし、ステージ上に平手はおらず、スポットライトだけが“不在”の平手を照らし出す。そして突如ガラスが割れる音がすると、いなかったはずの平手がMA-1の赤いジャケットを着てステージに登場した。そこで鳴り響くのは3月にリリースされた6枚目シングル「ガラスを割れ！」だ。ファン待望のナンバーに会場はロックフェスのような熱気を帯びていく。

会場の興奮冷めやらぬまま、ダブルアンコールへ突入。ここでファンへのサプライズとして、8月15日（水）に発売になる、欅坂46の最新シングル「アンビバレント」を初披露。まさかのサプライズに、会場はこの夏最大の盛り上がりを見せた。

終演後にはスクリーンにてさらなるサプライズが。昨年の『欅共和国2017』の模様がDVD・Blu-ray化されることが発表されている。