第26回読売演劇大賞の中間選考会の結果発表、作品賞上半期のベスト5に『岸 リトラル』ほか

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2018.7.30
世田谷パブリックシアター『岸 リトラル』 より 撮影=細野 晋司

世田谷パブリックシアター『岸 リトラル』 より 撮影=細野 晋司


第26回読売演劇大賞(読売新聞社主催、日本テレビ放送網後援)の中間選考会が2018年7月14日に行われ、2018年上半期(1~6月)における男優賞、女優賞、演出家賞、スタッフ賞、以上全5部門の各ベスト5が、2018年7月30日、次の通り発表された(五十音順、敬称略)。

■作品賞(公演主体)
「岸 リトラル」(世田谷パブリックシアター)
「ザ・空気 ver.2 誰も書いてはならぬ(二兎社)
「百年の秘密」(ナイロン100℃)
「メリー・ポピンズ」(ホリプロ/東宝/TBS/梅田芸術劇場)
「夜、ナク、鳥」(オフィスコットーネ)

■男優賞(対象公演)
岡本健一(岸 リトラル/ヘンリー五世)
松尾貴史(ザ・空気 ver.2 誰も書いてはならぬ)
山崎一(シャンハイムーン/父と暮せば)
横田栄司(ヘンリー五世)
吉田鋼太郎(シラノ・ド・ベルジュラック)

■女優賞(対象公演)
蒼井優(アンチゴーヌ)
犬山イヌコ(百年の秘密)
ソニン(1789 バスティーユの恋人たち)
那須凜(砂塵のニケ)
増子倭文江(砂塵のニケ)

■演出家賞(対象公演)
栗山民也(夢の裂け目)
ケラリーノ・サンドロヴィッチ(百年の秘密)
瀬戸山美咲(夜、ナク、鳥)
永井愛(ザ・空気 ver.2 誰も書いてはならぬ)
野木萌葱(731/ブロウクン・コンソート)

■スタッフ賞(対象公演)
伊藤雅子(アンチゴーヌ/砂塵のニケの美術)
上田大樹(プルートゥ PLUTOの映像・装置/百年の秘密の映像)
大田創(ザ・空気 ver.2 誰も書いてはならぬの美術)
沢田祐二(岸 リトラル/そして僕は途方に暮れるの照明)
島次郎(ヘンリー五世の美術)

読売演劇大賞は、毎年1月から12月まで日本国内で上演された演劇作品を対象に、作品、男優、女優、演出家、スタッフの5部門と、新人に贈る杉村春子賞、長年の演劇界における功績や優れた企画を顕彰する芸術栄誉賞を選ぶ。中間選考会の結果は最終決定ではなく、翌年1月の先行会に向けての参考とする。なお、現在の選考委員は、赤川次郎(作家)、大笹吉雄(演劇評論家)、河合祥一郎(東京大学教授)、中井美穂(アナウンサー)、西堂行人(演劇評論家、明治学院大学教授)、萩尾瞳(映画・演劇評論家)、前田清美(振付家、舞踊家)、矢野誠一(演劇・演芸評論家)、渡辺保(演劇評論家)の9名。

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