高橋努が描く、演劇チーム 渋谷ハチ公前 プロデュース公演 vol.10 『付きまとう褐色』が開幕!

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2018.11.7

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演劇チーム 渋谷ハチ公前が2013年に上演し、好評を博した舞台『付きまとう褐色』が5年ぶりにキャストを新たにし、11 月7日(水)~14 日(水) 浅草九劇にて上演される。本日初日を迎えた本公演の出演者コメントが到着したので紹介する。

上野なつひ

上野なつひ

本公演のヒロインを演じた上野なつひは、「下町の年期がある長屋。歴史を感じるというか、そこに住んでいる人達の滲み出る色というか、いろんな色が混ざった世界。長屋に住む四兄弟のたわいも無い日常会話。いろんな過去。その隣に住む女ひとり。そこに集う人達皆がいろんな色を持っている中で混ざり合っていく。時空が見える舞台だと思います。演じていて流れ着いた先の皆の心の変化や平凡だけど大事に思える物が見えた気がしました。是非劇場でお待ちしています」とコメント。 

そして、現在放送中の「中学聖日記」(TBS)に出演している是近敦之は、「それぞれの育った土地があり、家庭があり、出会ってきた人々がいて、そして、様々な思い出を抱えて今を生きている。それは恵まれたものでなかったかもしれないし、辛いことも多かったかもしれない。自由に次の一歩を踏み出せるはずなのに、そこから動けずにいることもある。観て頂いた皆様の数だけ観劇の新たな思い出を作って頂けたら嬉しいです。 劇場でお待ちしています」 と語った。

本公演のは初日の7日から12日までは完売しており、13日・14日のは若干残席あり。俳優・高橋努が描く、長屋で育まれる人間達の物語『付きまとう褐色』は、14日まで浅草九劇にて上演。

公演情報

演劇チーム 渋谷ハチ公前 プロデュース公演 vol.10 『付きまとう褐色』 

日程:11月7日(水)~14日(水)
場所:浅草九劇
作・演出:高橋努
出演:上野なつひ まつながひろこ 是近敦之 成松修 長尾卓磨 大塚ヒロタ 石田将士 植木祥平 大対源 田浦傑(以上 渋谷ハチ公前) 
 
<ストーリー>                                           
とある下町の世間には長屋と呼ばれている集合住宅の二部屋。長男・次男、継母の連れ子の三男・四男の家。 一組の布団を横に敷き、四人で寝ていた子供時代。母親が出て行き、二組使えるようになった。 父親が死に、三組使えるようになった。大人になると一人溢れた。 夫の帰りを待ち続けている女。なんとか生活しているが、このままでは資金が底をついてしまう。 壁一枚を隔てた隣人。どこか世間から遮断され、窮屈な世界に住み続ける住民達。 死んだ父、居ない母、抜け出せない四兄弟。自由を感じず、不自由に固執し生きてしまう女。 この長屋に関わる人達の未来ある物語。 
 
】全席自由 前売・当日共に3000円 
【公式サイト】http://shibuhachi.wixsite.com/shibu8

プロフィール情報

演劇チーム渋谷ハチ公前

主宰:高橋努
 
(主な出演)
《ドラマ》
「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」(フジテレビ) 石塚辰也役 2018 年 7月期
「探偵が早すぎる」(日本テレビ) マスター役 2018年7月期
「GIVER 復讐の贈与者」(テレビ東京) 松永役 2018年7月期
「西郷どん」(NHK) 富堅役
《映画》
「そらのレストラン」 監督:深川栄洋 2019 年公開予定 富永芳樹役
「海辺の週刊大衆」 監督:太田勇 2018年4月14日公開弟役
「火花」 監督:板尾創路 原作:又吉直樹 2017年11月23日公開
「追憶」 監督:降旗康男 2017年5月6日公開 足立役
《舞台》
「海辺のカフカ」演出:蜷川幸雄2019年2月 パリ・国立コリーヌ劇場2019年5月東京・TBS 赤坂 ACT シアター
「プレイヤー」作:前川知大 演出:長塚圭史 2017年8月Bunkamura シアターコクーン
「星回帰線」作・演出 蓬莱竜太 2016年11月東京芸術劇場シアターウエスト他、7会場
「焼肉ドラゴン」作・演出 鄭義信 2016年3月新国立劇場小劇場
「正しい教室」作・演出 蓬莱竜太 2015年4月パルコ劇場
「海辺のカフカ」演出:蜷川幸雄 2014年6月~7月 2015年5月・7月・9月~11月
彩の国さいたま芸術劇場大ホール ロンドン・バービガン劇場他、6会場
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