宇多田ヒカル、14万人を動員した12年ぶり国内ツアーに幕 「Automatic」から“20年”を刻む20曲に涙
宇多田ヒカル『Hikaru Utada Laughter in the Dark Tour 2018』ファイナル公演 撮影=岸田哲平 TEPPEI KISHIDA
12月9日(日)、宇多田ヒカルが国内ツアー『Hikaru Utada Laughter in the Dark Tour 2018』のファイナル公演を千葉・幕張メッセで開催した。
11月6日(火)の横浜アリーナからスタートした同ツアーで、宇多田は横浜、福岡、名古屋、大阪、埼玉、幕張の全6都市で12公演をまわった。そして、デビュー満20周年の記念日となる12月9日に、最終日を迎えている。
宇多田ヒカル『Hikaru Utada Laughter in the Dark Tour 2018』ファイナル公演 撮影=岸田哲平 TEPPEI KISHIDA
ライブは、20年の集大成ともいえるセットリストで構成。デビュー曲「Automatic」から最新アルバム「初恋」の収録曲まで新旧織り交ぜた全20曲でファンを沸かせた。特に、1999年にリリースしたヒットソング「First Love」から、今年2018年に約20年の時を経て発表した「初恋」へと続く流れでは、涙するファンも見受けられた。
宇多田ヒカル『Hikaru Utada Laughter in the Dark Tour 2018』ファイナル公演 撮影=岸田哲平 TEPPEI KISHIDA
冒頭のMCで、宇多田ヒカルは「こんばんは!今日は色んなところから来てくれてありがとう。今日はデビュー20周年記念日なんですけど、そんな日をこんな風に過ごせて、本当は誕生日とか祝ってもらったり、会の主役になるのはすごい苦手なんだけど、これは素直に喜んでおきます。ありがとう!後ろの人もちゃんと、(こちらから)見えてるから一緒に楽しもうね!」と20年を振り返り、ファンからの熱い声援をかみしめる一幕も。
宇多田ヒカル『Hikaru Utada Laughter in the Dark Tour 2018』ファイナル公演 撮影=岸田哲平 TEPPEI KISHIDA
12年ぶりに開催された今回のツアーは、総計14万人を動員。ヒットソングを世に送り届けてきた20年と、いまなお走り続ける宇多田ヒカルの未来、両方を感じとることが出来るツアーとなった。
宇多田ヒカル『Hikaru Utada Laughter in the Dark Tour 2018』ファイナル公演 撮影=岸田哲平 TEPPEI KISHIDA
同ツアーの模様は、BSスカパー!にて2019年1月27日(日)午後9時より放送されることが決まっている。また、2019年3月10日(日)午後8時からは、MUSIC ON! TV(エムオン!)でツアードキュメンタリーも加えた完全版を放送予定だ。
また、宇多田ヒカルに関連したPlayStation®VR(PS VR)向けコンテンツ『Hikaru Utada Laughter in the Dark Tour 2018 - "光" & "誓い" – VR』の配信も発表されている。こらは、国内ツアー『Hikaru Utada Laughter in the Dark Tour 2018』から「光」「誓い」のライブステージ2曲をPS VR向けに配信するというもの。2018年12月25日(火)から、PlayStation®Plus(PS Plus)加入者向けに「光」VR映像の先行配信が行われ、2019年に「誓い」と「光」が一般向けに無料配信される予定。詳細は、PlayStation®Blogを確認しよう。