21_21 DESIGN SIGHTで、アートディレクター・浅葉克己による企画展『ユーモアてん。/SENSE OF HUMOR』

ニュース
アート
2019.1.29
展覧会メインビジュアル

展覧会メインビジュアル

画像を全て表示(7件)

企画展『ユーモアてん。/SENSE OF HUMOR』が、2019年3月15日〜6月30日まで、21_21 DESIGN SIGHTギャラリー1&2にて開催される。

浅葉克己ポートレート

浅葉克己ポートレート

展覧会ディレクターに、アートディレクターとして時代を牽引し続ける浅葉克己を迎えた本展。世界中を旅しながら、各地で様々な人々やモノたちに出会ってきた浅葉にとって、「ユーモア」とは、コミュニケーションにおける最も大切な感性のひとつ。本展では、グラフィックデザインを通して人々を楽しませ続けてきた浅葉が国内外から集め、その活動のインスピレーションのもととなっている資料やファウンド・オブジェとともに、浅葉がそのセンスにおいてユーモアのシンパシーを感じているデザイナーやアーティストの作品を一堂に集める。

福田繁雄「アンダーグランドピアノ」1984年

福田繁雄「アンダーグランドピアノ」1984年

価値があるとされるもの、価値が未だ見出されていないもの、人がつくったもの、自然のなかから生まれたもの。時代や国を超えた人々の営みから生み出されたユーモアのかたちと表現を一望することで、私たちは日々の営みのなかにある身近なユーモアを見つめ直すことになるだろう。そして、そこにあるユーモアの感性こそが、デザインやものづくりにおいて重要な、コミュニケーションの本質のひとつと言えるのかもしれない。

日比野克彦「種は船 Y150丸」2008年(左)、「種は船 横トリ丸」2008年(右)  06.

日比野克彦「種は船 Y150丸」2008年(左)、「種は船 横トリ丸」2008年(右) 06.

クリヨウジ(久里洋二)「LOVE」1963年

クリヨウジ(久里洋二)「LOVE」1963年

上野真未「巨豚がキョトン」2018年

上野真未「巨豚がキョトン」2018年

ジョン・ウッド&ポール・ハリソン「The Only Other Point」2005年

ジョン・ウッド&ポール・ハリソン「The Only Other Point」2005年

イベント情報

21_21 DESIGN SIGHT 企画展
ユーモアてん。/SENSE OF HUMOR
会期:2019年3月15日(金) – 6月30日(日)
休館日:火曜日(4 月30日は開館)
開館時間:10:00 – 19:00(入場は18:30まで)
* 5月25日(土)は六本木アートナイト2019 開催にあわせて23:30まで開館延長(入場は23:00まで)
入館料:一般1,100 円、大学生800 円、高校生 500 円、中学生以下無料
会場:21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー1&2
〒107-0052 東京都港区赤坂9-7-6 東京ミッドタウン ミッドタウン・ガーデン
tel. 03-3475-2121 www.2121designsight.jp

プロフィール

浅葉克己
1940 年横浜生まれ。桑沢デザイン研究所、佐藤敬之輔タイポグラフィ研究所、ライトパブリシティを経て、1975 年浅葉克己デザイン室を設立。日本の広告史に残る数多くの名作ポスター、コマーシャルを制作する。1987年東京タイプディレクターズクラブを設立。代表作に、長野オリンピック公式ポスター、サントリー「夢街道」、西武百貨店「おいしい生活」、武田薬品「アリナミンA」、ミサワホーム「ミサワデザインバウハウス」等。中国に伝わる生きている象形文字「トンパ文字」に造詣が深い。2015年には年間で4度の個展を開催。2015年は「浅葉克己デザイン日記」、2016年は「薔薇刑」にて2年続けてADC 原 弘賞を受賞した。その他、毎日デザイン賞、日本アカデミー賞、ADCグランプリ2回、ADC 原 弘賞3回、紫綬褒章、旭日小綬章、亀倉雄策賞など受賞多数。東京ADC委員、東京TDC 理事長、JAGDA 理事、AGI日本代表、東京造形大学・京都精華大学客員教授、青森大学客員教授、桑沢デザイン研究所10代目所長。卓球六段。
シェア / 保存先を選択