鴻上尚史、第三舞台の衝撃作『ピルグリム』を若手俳優による「虚構の劇団」で再演　客演に秋元龍太朗、伊藤今人

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2019年2月22日より東京・大阪・愛媛にて、第三舞台の『ピルグリム』を「虚構の劇団」が上演されることが決定した。本公演は鴻上尚史が1989年に劇団「第三舞台」の作品として作・演出を手がけ、2003年には新国立劇場にてシリーズ「現在へ、日本の劇」のオープニング公演として上演した作品だ。

鴻上尚史

鴻上が2008年に若手俳優を集め旗揚げした「虚構の劇団」ではこの度、「ピルグリム」を新たな2019年版として、客演に秋元龍太朗・伊藤今人(梅棒／ゲキバカ)を迎え、約16年ぶりに、新たな虚構の劇団版「ピルグリム2019」を上演する。

ユートピアは存在しない。ユートピアは人類の不可能な夢。
けれど、オアシスは存在する。
ネットワークという砂漠のどこかに、ひっそりとオアシスは存在し、
訪れる人を待っている。
オアシスはあなたと私を待っている。
けれど、オアシスに家を建ててはいけない。
住もうとすれば、そこはユートピアと呼ばれ、存在しない場所になる。
さあ、オアシスへの旅を始めよう。