安田顕が4時間泣き続けたことを明かす BEGINの楽曲「君の歌はワルツ」を語り「生きていくことを讃えよう、というのが根底にある」

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2019.2.22
 (C)宮川サトシ/新潮社 (C)2019「母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。」製作委員会

(C)宮川サトシ/新潮社 (C)2019「母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。」製作委員会

2月22日(金)に封切られる映画『母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。』から、主題歌の収録風景とMV、コメント映像が公開された。

『母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。』は、宮川サトシ氏の同名エッセイ漫画を映画化した作品。WEB 漫画サイト『くらげバンチ』にて2013年から連載がスタートした原作では、作者の宮川氏が体験した母との最期の日々から葬儀、そしてその後の生活を母親への溢れる愛情をふんだんに散りばめて描いた。初の実写映画化となる本作では、安田顕がサトシ役で主演。母・明子を倍賞美津子が、サトシを支える恋人・真里を松下奈緒が、サトシの父を石橋蓮司が、サトシの兄を村上淳が演じている。メガホンをとったのは、『さよなら渓谷』『日日是好日』の大森立嗣監督。


公開されたのは、BEGIN が手掛けた主題歌「君の歌はワルツ」のレコーディング風景と、収録に参加した安田、松下、BEGINメンバーの声を集めたコメント映像。レコーディング映像では、少し緊張した面持ちでスタジオ入りする安田と松下の様子や、音楽(劇判)を担当した大友良英氏が指揮を執る姿などが切り取られている。安田は、多くの楽器から好きなものを選んでとスタッフの指示を受け、自らトライアングルを選択。楽しそうにリズム隊に徹している。また、その横には強面のまま鈴を振り回す大森監督の姿も。そのほか、安田と松下が仲睦まじく歌う映像も差し込まれている。

レコーディング直後に撮影されたコメント映像では、安田が「君の歌はワルツ」のデモ音源を聴いた際の逸話を披露。安田は、岡山から東京に向かう新幹線の中で音源を渡され、4時間もの間泣き続けたことを明かしている。安田は楽曲を「生きてきた人、これから生きていく人、そういう全体に対しての讃歌のような気がした」「大げさではないんですけど、生きていくことを讃えよう、というのが根底にある」とコメント。また、BEGIN でピアノを担当する上地等が、同じくレコーディングでピアノを担当した松下と専門的な話題で盛り上がる一幕も収められている。そんな二人に、安田は「さっぱり分からないんですけど」と割って入るなど、和気あいあいとしたトークが展開。そのほか、書き下ろし主題歌への想いを語るBEGINメンバーや、キャスト・監督が参加するレコーディング方法の発案者が大友氏だったことなど、楽曲を巡る様々な逸話が飛び出している。

『母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。』は2月22日(金)全国順次ロードショー。

作品情報

映画『母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。』
(2019年/日本/カラー/ビスタ/5.1ch/108分)
安田 顕 松下奈緒 村上 淳 石橋蓮司 倍賞美津子
監督・脚本:大森立嗣
原作:宮川サトシ「母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。」 (新潮社刊)
音楽:大友良英 主題歌:BEGIN「君の歌はワルツ」(テイチクエンタテインメント/インペリアルレコード)
配給:アスミック・エース 製作:「母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。」製作委員会 助成:文化庁文化芸術振興費補助金
(C)宮川サトシ/新潮社 (C)2019「母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。」製作委員会
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