ポーラ美術館で、伊藤隆之による印象派ピアノコンサート「ドビュッシーと自然の力 水とジャポニスム」

2019.5.16
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ピアニスト 伊藤隆之

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ポーラ美術館×ひろしま美術館共同企画『印象派、記憶への旅』展の開催に合わせて、ドビュッシーの研究・演奏を専門とする国際的なピアニスト・伊藤隆之のソロピアノコンサート「ドビュッシーと自然の力 水とジャポニスム」が、ポーラ美術館(神奈川県・箱根町)にて開催される。

クロード・モネ 《睡蓮》 1907年 ポーラ美術館蔵

「ジャポニスム」とは、19世紀半ば頃、ヨーロッパ諸国で流行した日本趣味を示す。当時、様々な芸術家たちが日本に憧れ、日本の諸芸術に刺激を受けることで新たな作風が開花した。今回は企画展『印象派、記憶への旅』に合わせ、音楽におけるフランス印象派の旗手であり、ジャポニスムにも感化された作曲家、クロード・ドビュッシーに焦点をあてた演奏会を開催する。彼の生い立ちや、作曲の動機となった日本美術作品(北斎や広重の浮世絵)、さらに同時代に活躍した芸術家たちの作品をポーラ美術館のコレクションから選び、スクリーンで紹介しながら、「水の反映」「喜びの島」などの代表作と、「雨の庭」とその草稿である作品などを演奏する。

フィンセント・ファン・ゴッホ《ヴィゲラ運河にかかるグレーズ橋》1888年 ポーラ美術館蔵

ドビュッシーが生涯のテーマとした「自然の力」に焦点を当て、霧から雨、そして海まで、水にまつわる作品を、トークと共に楽しむことができる。

イベント情報

耳で楽しむ美術館 印象派ピアノコンサート
「ドビュッシーと自然の力 水とジャポニスム」

開催日時:2019年7月14日 (日)  14:00 ~ 15:30
会場:ポーラ美術館 B1F カフェ「チューン」
料金:無料 ※要当日入館券
参加方法:要事前申込、予約サイトからお申し込みください。
定員:先着70名
出演:伊藤隆之(ピアニスト)
 
印象派、記憶への旅
会期:2019年3月23日(土)~7月28日(日)
会場:ポーラ美術館(神奈川県・箱根町)
*2019年8月10日(土)~10月27日(日)にひろしま美術館にて開催
出品点数:74点
出品作家:ゴーガン、 コロー、 ドラクロワ、 ピサロ、 モネ、 ルノワール、 シスレー、 セザンヌ、 
マティス、 ピカソなど
開館時間:9:00~17:00(最終入館は16:30)
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