ASH DA HERO、VAMPSとの共演でも強気発言
ASH DA HERO
12月2日にミニアルバム『THIS IS A HERO』でメジャーデビューするASH DA HEROが、11月15日にZepp Tokyoで行なわれた『VAMPS LIVE 2015-2016 JOINT 666』にJOINT ACTとして出演した。そのオフィシャルレポートが到着。
会場に詰めかけた3,000人の観客の殆どが初めて目にするであろうASH DA HEROのライブ。SEが流れASHがステージに登場した時点では“お手並み拝見”といった雰囲気だった客席の空気が、1曲目の「THIS IS LOVE」でその声が響き渡るや否や一転。のっけから全開のパフォーマンスを受け、瞬く間に身体を揺らす観客が増殖。会場は熱気に満ちていく。
ASH DA HERO
その反応にASH自身も手応えを感じたのか、短いMCを挟んで畳み掛けるように披露された「結局なんにもやれてない」「Spawn」でのパフォーマンスのヴォルテージは更に高まり、呼応する歓声や拍手を受け一気にヒートアップした会場の様相は、とてもデビュー前のアーティストとのライブとは思えないものとなった。
MCの「名前だけでも覚えて帰って下さい...なんて言うつもりはなく、ガッツリファンになって下さい!」とASHらしい強気な言葉にひときわ大きな歓声が巻き起こり、続いて演奏されたメジャーデビュー盤『THIS IS A HERO』のリードトラック「反抗声明」そして「WAKE UP ROCK AND ROLL BAND」という“ASH流ロックンロール・ナンバー” では拳が突き上げられ大合唱が巻き起こるASHの独断場が展開される。
アップテンポのナンバーだけでなく「GOOD MORNING HELLO GOOD BYE」、「BABY GOOD NIGHT」といったメロディアスなバラードでは、その美メロと抑揚のあるヴォーカル力で観客をしっとりと魅了する等、前評判通り幅広い音楽性を持ったアーティストであるところもしっかりと見せつけてくれた。
ASH DA HERO
最後のMCで「絶対ここ(Zepp Tokyo)に自力で帰ってくるから!」と力強く宣言してから「からっぽの街」とラストナンバー「Prologue」で全9曲・45分間の“初Zeppライブ”を締めくくったASHだが、VAMPSのアンコール時にHYDEの呼び込みで再びステージに登場。「Sex Blood Rock N' Roll」を一緒に歌うという、ジョイントライブでしか見られない貴重なパフォーマンスも披露した。
既に音楽業界内部ではまれに見る逸材として評価が高まっているASH DA HEROだが、このライブを体験したオーディエンスの心にも確実にその名を刻んだことだろう。
撮影=KAZUKO TANAKA
ASH DA HERO
M-1「THIS IS LOVE」
M-2「結局なんにもやれてない」
M-3「Spawn」
M-4「反抗声明」
M-5「WAKE UP ROCK AND ROLL BAND」
M-6「GOOD MORINING HELLO GOOD BYE」
M-7「BABY GOOD NIGHT」
M-8「からっぽの街」
M-9「Prologue」
ASH DA HERO『THIS IS A HERO』
2015年12月2日(水)発売
CRCP-40439 ¥1,667+税
<収録曲>
・「HERO IS BACK 2」
・「結局なんにもやれてない」
・「反抗声明」
・「WAKE UP ROCK AND ROLL BAND」
・「BABY GOOD NIGHT」
・「THIS IS LOVE」
全6曲収