黒柳徹子の相手役に高橋克典、筒井道隆、吉川晃司 朗読劇『ラヴ・レターズ』黒柳徹子スペシャルが上演決定
左から 黒柳徹子、高橋克典、筒井道隆、吉川晃司
2019年10月、東京・大阪にて、朗読劇『ラヴ・レターズ~黒柳徹子スペシャル~』の上演が決定した。黒柳徹子は同作品初出演で、高橋克典、筒井道隆、吉川晃司の豪華俳優陣が相手役を務める。
朗読劇『ラヴ・レターズ』は、今年30年目の上演となる歴史ある作品。舞台にはテーブルと二脚の椅子が用意され、並んで座った男優と女優が手にした台本を読み上げるシンプルな舞台となっている。手紙で綴られる2時間のドラマには、大掛かりな仕掛けも、目をひく照明や音響もない。しかし、シンプルであるがゆえに、俳優や観客によって、同じ作品とは思えないほど新しく生まれ変わり、長年にわたり見る人を魅了し続けている。また、身体的演技を行わないからこそ、その声と姿に俳優の演技を超えた真情が見られる作品である。
今回初出演を果たす黒柳徹子は、1989年から2018年まで、『黒柳徹子主演 海外コメディ・シリーズ』で比類なきコメディエンヌとして、同シリーズ32作品に出演し、その舞台女優としての魅力と力量を知らしめてきた。今回、相手役を務めるのは、俳優としての活躍に留まらず司会などでも人気を博す高橋克典、映画・ドラマで欠かすことの出来ない俳優の筒井道隆、アーティストとしての活躍はもちろん、俳優としても重厚な存在感を示す吉川晃司の3名。黒柳自身が共演を望んだという。
華も実力も兼ね備えた3人のアンディーと、黒柳徹子のメリッサが紡ぐ朗読劇の金字塔『ラヴ・レターズ』。2019年10月7日(月)~10月16日(水)にEXシアター六本木にて東京公演、その後、10月18日(金)~20日(日)まで森ノ宮ピロティホールにて大阪公演が行われる。
黒柳徹子コメント
昨年の『ライオンのあとで』をファイナル公演として、『黒柳徹子主演海外コメディ・シリーズ』は、終わりにさせていただきました。「どうか、やめないで、続けてください!」という、お声をたくさんいただき、とても嬉しく思いました。そしてこれからは、冒険もふくめた新しい舞台を、やっていくことにします。今年の秋のお芝居は、あの有名な『ラヴ・レターズ』に挑戦します。昔、ブロードウエイで観て、「この芝居、私、やりたい!」と思った作品です。『ラヴ・レターズ』の翻訳と演出をなさった青井陽治さんから、「是非、出演して欲しい。」と、何度もお誘いを受けましたが、スケジュールが取れず、お断りしておりました。相手役は、かねがね、ご一緒にお芝居をしたいと思っていた、三人の方にお願いしました。高橋克典さん、筒井道隆さん、吉川晃司さん、みなさん個性的で素敵な役者さんなので、今から、すごく楽しみです。
演出・藤田俊太郎コメント
黒柳徹子さんへのLOVE LETTER
黒柳さんとお仕事ご一緒できること、とても光栄に思います。
強い愛を持って生涯を生き抜いたメリッサ役を演じていただくことは、この作品の翻訳をし長年演出なさった青井陽治さんの生前の強い希望でした。黒柳さんに送り続けたLOVE LETTERSが今回の公演に繋がり、青井さんの喜ぶ顔が目に浮かびます。アンディー役には華のある素晴らしいお三方、高橋克典さん、筒井道隆さん、吉川晃司さんをお迎えします。とても楽しみです。2時間の朗読劇、たくさんの想いを胸にこころを込めて演出させていただきます。
公演情報
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