AbemaTVに『SAO』シリーズ出演キャスト10名が浴衣姿で集合！10時間特番で『War of Underworld』の最新キービジュ＆PV 初解禁

無料インターネットテレビ局の「AbemaTV（アベマティーヴィー）」は、「Abema アニメチャンネル」にて、7月21日（日）の昼12時より10時間にわたる特別番組『ソードアート・オンライン 10周年記念特番』を配信した。

同番組では、昼12時から午後5時までキャスト10人が選んだ「思い出エピソード」を10話連続配信。その後、午後5時よりキリト役の松岡禎丞、アスナ役の戸松遥をはじめ、シリーズに出演してきたキャスト10名が集まった【ソードアート・オンライン 10周年記念特番】歴代キャストが集合。『3 時間生放送 SP！』を配信し、『ソードアート・オンライン』のアニメの思い出を振り返る企画や、最新情報の発表などを行った。その番組レポートを紹介する。

最新キービジュアル＆PV 初公開で茅野愛衣が大喜び！

放送内の前半では、『ソードアート・オンライン』（以下『SAO』）シリーズに出演したキャストが、それぞれの出演したシリーズを振り返った。『SAO（第 1 期）』』と『SAOⅡ（第 2期）』のパートでは、松岡禎丞、戸松遥、高垣彩陽、日高里菜、伊藤かな恵、竹達彩奈でストーリーのダイジェスト映像を鑑賞。

松岡は第 1 期について「本当にあっという間に過ぎたんだけど、濃密な時間を過ごしました」と当時を振り返った。また、それぞれ「思い出エピソード」のパートで選択したエピソードについて、あらためて思い入れを語る。竹達は『SAO（第 1 期）』第22話で自分が演じるリーファ（桐ヶ谷直葉）がキリトの素性を知ってショックを受けるシーンで、松岡から「竹達さん……どんな言葉をかけたら、一番傷つきますか？」と質問されたエピソードを暴露。

また、松岡が自分の演技に納得がいかない時は自分を叩いたり、テストから全力で声を出していることも明かされ、常に真摯に全力でキリトを演じる松岡が、他のキャストから信頼と尊敬を集めている様子が伝わってきた。

『SAO アリシゼーション』のパートでは、松岡禎丞をはじめ、島﨑信長、茅野愛衣、近藤玲奈、石原夏織が登場。それぞれの思い出深いパートについて語った。そして「思い出エピソード」の振り返りでは、茅野が第 16 話について自分が演じるアリスの武器“金木犀の剣”の描写がとても綺麗で印象に残っていると話した。また島﨑は第24話でユージオの出番が終わった時に「やれることは、すべてやったな」と感じたことを語り、松岡もその時のことを思い出して目元を潤ませた。

そして、2019年10月より配信予定の『SAO アリシゼーション』最新章『War of Underworld』の最新キービジュアルが初公開されると、目から光が失われたキリトの姿に、キャスト陣からも視聴者からも驚きの声があがった。

『SAO アリシゼーション War of Underworld』 第１弾キービジュアル ©2017 川原 礫／ＫＡＤＯＫＡＷＡ アスキー・メディアワークス／SAO-A Project

松岡はキービジュアルを見て「素晴らしいね。心情も表わしてる」とニヤリ。一方の茅野は台本と同時に原作小説を読み進めているため、ストーリーの展開を知らないそう。最前面で剣を構えるアリスの姿を見た茅野は「アリス生きているってことだよね！？」とアリスの生存と『War of Underworld』での活躍をようやく確信できたのか、大喜びの様子。

続いて、キャストにも初公開となる『War of Underworld』の最新PVが映し出されると、近藤と石原は「映画の予告みたい！」「すごかったー！」と大きな拍手。島﨑も 2 人へ「僕たち先輩（キリトとユージオ）から学んだことを生かしてほしいもん！」と『War of Underworld』での活躍に期待を寄せた。

そして松岡と島﨑の2ショットトークコーナーでは、島﨑の「ユージオいなくなるけど、この後やれそう？」という質問に対し、松岡は「……うん、やるしかないよね。ユージオの想いを全部くみ取って、次につなげていくよ」と次の戦いに向けた、決意を新たにした。

番組の後半では、2019年8月4日（日）から秋葉原 UDX にて開催される体験型展示イベント『ソードアート・オンライン -エクスクロニクル-』の内容を初公開するコーナーを行った。事前のアンケートをもとにAIのアリスと自分の分身のAIが対話を行うコーナーや、高さ6メートルを超える大画面4つで映し出されるキリトの戦いの軌跡、原作者である川原礫のインタビューをもとにしたディープな『SAO』の歴史が紹介される。

そして軽量の機材でアバターを操作できる「ソードスキル・チャレンジ」の開発映像が映し出されると、キャスト陣からも「すごーい！」「松岡さんと島﨑さんでやってほしい」という歓声があがり「SONY」の最先端技術と『SAO』愛がたっぷり詰まった内容に期待が高まっていた。

ということで新作の『ソードアート・オンライン アリシゼーション War of Underworld』への期待が高まるとともに、キャストの熱量や思い入れが改めてわかり、シリーズ全体を振り返ることができた10時間となった。