マドモアゼル・シネマ新作公演『彼女の椅子(仮)』が高橋ブランカと村雲敦子を迎え上演決定

マドモアゼル・シネマ新作公演『彼女の椅子(仮)』が、2019年9月7日（土）と8日（日）に東京・神楽坂セッションハウスで上演される。

マドモアゼル・シネマは少女期の記憶の物語を紡ぐダンス集団で、1993年に東京・神楽坂セッションハウスの劇場付舞踊団として設立された。主宰の伊藤直子が原案、振付、演出を担当し毎年数作品を発表している。

本公演はマドモアゼル・シネマのダンサーと高橋ブランカ、村雲敦子による身体と言葉で紡ぐ女性たちの物語。どこに誰と住むか、生まれた家を離れて暮らすことは自分の選択だが、居場所を求め探す女性たちの「自分の椅子」はどこにあり、どんな形なのか。また女の家と書いて嫁という文字になるが、女の家は嫁だけなのか。そうした女性の人生をサラエボ・オリンピックの歌姫ヤドランカの歌にのせて、セルビアから日本へ嫁いだ高橋ブランカと日本からドイツへ嫁いだ村雲敦子がダンサーたちと描いていく新作ダンスシアターとなる。