今年のコンセプトは「テーマパーク」。個性豊かなブースに彩られたFGO Fes.2019レポート

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2019.8.5

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スマートフォン専用ロールプレイングゲーム『Fate/Grand Order』(以下、FGO)のリアルイベント『Fate/Grand Order Fes. 2019 ~カルデアパーク~』が8月3日、4日、千葉・幕張メッセにて開催された。

坂本龍馬にナポレオン、クレオパトラやメドゥーサ、ヘラクレスなど「英霊」として祀り上げられた歴史上の偉人や神話の登場人物を「サーヴァント」として現世に召喚し、最大6名のパーティを組んで戦うコマンドバトルゲーム『FGO』。

2016年から毎年夏に開催されている『Fate/Grand Order Fes. 』は、同タイトルの配信開始を祝う周年記念イベント。幕張メッセでの開催は今年で3回目となり、配信開始4周年を記念した本年は、会場サイズを昨年の約1.5倍に拡大して史上最大規模で行われた。

今年のコンセプトは「FGOのテーマパーク」。“遊園地感”を醸し出すシンボリックな「グランドキャッスルステージ」を中心に据えて、「カルデアパレス」「ルルハワアイランド」「バトルアリーナ」「ハロウィン★タウン」と、4つのエリアで構成されている。

そんな“FGO版・夢の国”の入国ゲートとなるのが、ウェルカムゲート。一歩足を踏み入れると、眼前には眩いスポットライトに照らされた、全長25mにも及ぶ赤絨毯が広がっている。

そこでは無数に並べられたサーヴァントのパネルやオフィシャルコスプレイヤー&着ぐるみのキャラたちがお出迎え。入場した直後、ものの数秒で高揚感が一気に高まる。

会場内でひと際目を引くのが、大型アトラクション「イヴァン雷帝のスライダー」の置かれた「ルルハワアイランド」だ。

ここは、2018年に配信された水着イベントの舞台「ルルハワ」をモチーフにしたエリア。空港、ホテル、ビーチなどをイメージし空間には、南国ムード漂うヤシ科の植物フェニックスロベレニーがいくつも飾られ、水着姿のサーヴァントたちとの記念撮影を楽しめる。

このように常夏ムード溢れるルルハワアイランドだが、ウェルカムゲートを挟んで同エリアの対岸にあるのが、秋の雰囲気に彩られた「ハロウィン★タウン」だ。ここでは、「パンプキンバスター」「ズタ袋シューティング」「チェイテピラミッド 姫路城クライム」「鬼救阿かくれんぼ」など、個性豊かなミニゲームにチャレンジ。4つのゲームのうち2つをクリアすれば、先着でオリジナルクリアファイルをGetできるという。

 
FGOの派生作品である、同作のバトルをモチーフにしたミニフィギュアとコマンドカードによるボードゲーム『Fate/Grand Order Duel -collection figure』や、3vs3の“英霊召喚チームバトル”を戦う『Fate/Grand Order Arcade』が体感できるバトルアリーナでは、イベント開始前、報道陣向けのオフィシャルコスプレイヤーと着ぐるみによる撮影会も。
 

そして最後に紹介するエリアが「カルデアパレス」だ。こちらは、人気サーヴァント・始皇帝がカルデアパーク内に建てたお屋敷という設定。始皇帝が撮りおろしボイスにより来場者を出迎え、屋敷内に入ると、ゴージャスで広々としていて、それでいてフォトジェニックな空間を堪能することができる。

その「カルデアパレス」内に設置された「プレシャスルーム」には、始皇帝をはじめとした人気サーヴァントと2人きりの空間を体感できるということで、入場開始直後からご覧のように長蛇の列が。

実際にヘッドホンを装着してみると、あたかもキャラクターとその場に居合わせているかのような臨場感を味わえる。鼓膜を直で震わすように語り掛けるバイノーラルによる“イケボ”は、FGOファンなら間違いなく一聴の価値ありだ。

 配信4周年を記念して、新たな期間限定イベントや新規サーヴァント、TVアニメ『Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-』Episode0をゲーム内で配信など、新展開を迎えているFGO PROJECT。5周年に向けて『FGO』の世界は更に進化しそうだ。

 

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