『サンダーバード・ウインドオーケストラコンサート』の開催が決定 関連アイテムの展示や裏話秘話も
『サンダーバード・ウインドオーケストラコンサート』
2019年11月9日(土)、池袋の新劇場・東京建物Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)にて『サンダーバード・ウインドオーケストラコンサート』の開催が決定した。
『サンダーバード』は1965年に英国で誕生したテレビ番組。スーパーメカを操り世界各地の危機にある人を救う、「国際救助隊(International Rescue)」の活躍を描いた物語で、今なお世界中で愛され続けている。制作にあたってプロデューサーのジェリー&シルビア・アンダーソン夫妻は当時のTVドラマの常識を越える映画並み予算を投じ、高度な職人技を駆使して仕上げられたその作品は、子供番組でありながら、ドラマの内容、キャラの魅力、そして音楽的にも、子供向けを超えたクオリティで、円谷ウルトラシリーズをはじめ、多くの特撮映像作品に大きな影響を与えたと言われている。
物語を彩るサウンドの生みの親は、バリー・グレイ。『サンダーバード』だけでなく、『スティングレイ』や『謎の円盤UFO』など、数多くのジェリー・アンダーソン作品の楽曲を手がけている。今回はそのバリー・グレイが『サンダーバード』のために書き下ろした劇中曲の数々を、指揮に西村友を迎え、東京佼成ウインドオーケストラによって生演奏。当日ロビーではサンダーバード関連の貴重なアイテムも展示予定だ。さらに版権元公認の造形作家として企画展への作品提供やCM撮影用作品制作等を行う坂本健二をゲストに招いた裏話解説など、見どころ満載のコンサートとなるという。
指揮:西村友
指揮:西村友
神奈川県鎌倉に生まれる。オーケストラのステージコンサートを中心に、幅広いジャンルで指揮・作曲家として活動。映像・舞台音楽でも、オペラ・バレエ・ミュージカル・CM・TV等、数多く出演。劇団四季『ライオン・キング』の指揮を初演から続けた他、『ハウトゥサクシード』『グランドホテル』『スクルージ』等、多くの作品で指揮・音楽監督・編曲を務める。作曲家としても多くの作品を発信し続けている。バンド維新2014に選出され、2015年朝日作曲賞入賞により全日本吹奏楽コンクール課題曲に選定されるなど話題になっている。劇団ひまわりミュージカル『銀河鉄道の夜』『星の王子様』等舞台音楽も多く手がけている。『カルミナ・ブラーナ』(オルフ)、『グローリア』(プーランク)等で文化庁芸術祭大賞を受賞。2017年4月よりオオサカシオンウインドオーケストラ正指揮者に就任。
吹奏楽:東京佼成ウインドオーケストラ
吹奏楽:東京佼成ウインドオーケストラ
1960年(昭和35年)5月、立正佼成会附属の「佼成吹奏楽団」として発足、その後1973年に「東京佼成ウインドオーケストラ」へ改称した日本が世界に誇るプロ吹奏楽団。吹奏楽オリジナル作品、クラシック編曲作品やポップス、ポピュラーまで幅広いレパートリーの演奏を通し高い音楽芸術性を創出し、多くの人が楽しめる管楽合奏を展開、各地のコンサートで好評を博している。また多くのレコーディング、テレビ・ラジオに出演し、吹奏楽文化の向上・普及・発展に尽力している。2014年1月より大井剛史が正指揮者、トーマス・ザンデルリンクが首席客演指揮者、藤野浩一がミュージック・アドバイザーに就任。
ゲスト:坂本健二(造形作家)
ゲスト:坂本健二(造形作家)
2002年サンダーバードレプリカ人形を発表し多くのメディアに出演。現在では企画展への作品提供、CM撮影用作品製作等版権元公認の造形作家として活躍する。