松下優也、白洲迅、上山竜治らが日比谷に登場！「花より男子The Musical」公開イベント

道明寺司の“チョココロネヘア”は実現するのか⁉

神尾葉子の原作を舞台化した「花より男子The Musical」の公開イベントが、11月28日（土）日比谷シャンテ前で催された。イベントには、道明寺司役の松下優也（X4）、花沢類役の白洲迅、美作あきら役の上山竜治、牧野つくし役の加藤梨里香が登場、冬空の中、開演の数時間前から集まっていたファンを歌唱披露と舞台にまつわるトークで盛り上げた。

イベントのスタートは、3000人以上の応募があったオーディションで選ばれ、この役を手に入れた加藤が劇中歌「高望み」を披露。花沢類への想いを込めてせつない気持ちを歌いあげた。

その後は出演者による、トークコーナー。この日、なにかと上山が前に、前にと出てくるので、そのたびに司会を務めるRiRiKa（ファンタスマゴリック）や他メンバーに「ちょっと待ってもらっていいですか？先に道明寺さまからお話を」「その間、スタバ（スターバックスコーヒー。会場そばにある）に行ってきたら？」とたしなめられていた。

松下が「オラオラ系の道明寺財閥のお金持ち役。自分が役に合っているとよく言われるようになって、ありがたいような…複雑な気持ちです」白洲は「意気込みとしては、誰よりも白が似合う男になりたい。（この日の衣装が全身白を着用していることについて）自分としてはまだ違和感があるけど」と照れながら語るそばで「では僕からは白いふんどしをプレゼントしよう」と上山がつっこむと「あなた、今日もふんどしなんですって？」と返す白洲。「シルクでね。健康にいいし冷え性にも効果的…」「いや（論点は）そこじゃない！」など、上山と他メンバーのやりとりにファンから何度も笑い声が起きていた。

さんざん他メンバーのトークにカットインしてきた上山は自分の番になったとたん「今日はよろしくお願いします」と短く挨拶を終わらせようとするので、ファンから「ええええ！」と声が。改めて話を続ける上山は、「鈴木裕美さんと青木豪さんという演劇界でもトップクラスの方々がやっている作品なので、本読みをしてもF4のメンバーが本当に飛び出してきているようだった。キャラクターのお芝居というより、リアルな人物のお芝居に近づいてきている。絶対ナマで観ていただきたい」と語っていた。そして加藤は「雑草のような強さを持つつくしちゃんが恋に落ちて、キュンとなっていく。つくしちゃんの気持ちを観客の方々にもしていただけるよう、まっすぐ演じていきたい」と意気込みを口にした。

本作について加藤が「ドラマ版を小学生の頃に観ていて。出演が決まってから原作を全巻買ってもらった」白洲も「僕もドラマは小学生のときに再放送で観ていて」という発言、さらに上山と加藤が一回り違う同じ寅年という発言に司会および観客からもジェネレーションギャップを隠せないざわめきが…。

ちなみに道明寺司といえば、“チョココロネ”と呼ばれる特徴的な髪型が印象的だが、「（本番は）どうするのか？」という質問に松下は、「まだ言えない。今は巻いてもらっているけど、実際パーマをかけるのかどうか…」と言葉を濁していた。この答えはぜひ劇場でご確認を。

トークコーナーのあとは、箱に入った質問を一人一つずつ引いて答えていく企画へ。どんな質問でも答えるというルールの中、松下がひいたのは「劇中のセリフを役になり切って言ってください」
松下は、「これ、ネタばれになっちゃうから、一言だけね」と前置きした上で「これ、ダイナの行列か！」道明寺司にありがちな自信満々で間違えている発言の一例を披露。（本当は「大名行列」のこと）

白洲がひいたのは「初恋の人の名前は？」
「これ、マジでいうの？保育園のとき、毎日チュッチュしていた子がいたんだけど…さとみちゃんです。途中で引っ越しちゃって離れ離れになってね。でも俺はまだ覚えているよ！」

上山は「自分自身はF4ではどのタイプ？」
「えっとやっぱり花沢類かなー？」とボケつつ「でも実際は美作か西門ですね。美作のおせっかい焼きのところ。おばさん少年的な気持ちはすごくわかりますね」と答えていた。

最後は、「花より男子The Musical」のテーマソング「恋をしよう」を全員で歌唱。するとどこからともなく本作のキャストである寺元健一郎、坂口涼太郎、岩橋大、木村晶子、石井亜早実、大泰司桃子、石丸椎菜が乱入し、大人数でイベントのフィナーレを盛り上げていた。