岩渕貞太×額田大志がコラボレーション 吉祥寺ダンスLAB.vol.2『サーチ』の上演が決定
2020年1月25日(土)から26日(日)にかけて、吉祥寺シアターで吉祥寺ダンスLAB.vol.2『サーチ』が上演される。ダンサーと異ジャンルのアーティストのコラボレーションによってコンテンポラリーダンスの新たな可能性を発信する、劇場プロデュース企画の第二弾となる。
Baobab主宰で振付家・ダンサーの北尾亘と、音楽家・ASACHANGのコラボレーションで届けられた第一弾に続く本公演では、振付家・ダンサーの岩渕貞太と作家・演出家・音楽家の額田大志のコラボレーションとなる。額田が本公演のために書き下ろすテキストと並走し、ダンス作品を創作する。テキストがダンスを生み出し、身体がテキストに動きを与える、ここにしかないダンス作品を観ることができるだろう。
岩渕貞太 Teita Iwabuchi (振付・ダンス)
岩渕貞太 (C)Sakiko Nomura
玉川大学で演劇を専攻、平行して、日本舞踊と舞踏も学ぶ。ダンサーとして、ニブロール・伊藤キム・山田うん等の作品に参加。2007 年より2015 年まで、故・室伏鴻の舞踏公演に出演、今日に及ぶ深い影響を受ける。2005年より、「身体の構造」「空間や音楽と身体の相互作用」に着目した作品を創りはじめる。2010年から、大谷能生や蓮沼執太などの音楽家と共に、身体と音楽の関係性をめぐる共同作業を上演。2012年、横浜ダンスコレクション EX2012 にて、『Hetero』(共同振付:関かおり)が在日フランス大使館賞受賞。自身のメソッドとして、舞踏や武術をベースに日本人の身体と感性を生かし、生物学・脳科学等からインスパイアされた表現方法論「網状身体」開発。
額田大志 Masashi Nukata (テキスト・音楽)
額田大志 (C)コムラマイ / タカラマハヤ
作曲家、演出家、作家。1992年東京都出身。東京藝術大学在学中に8人組バンド『東京塩麹』結成。2017年にリリースした1st Album『FACTORY』は、NYの作曲家スティーヴ・ライヒから「素晴らしい生バンド」と評された。翌年、FUJI ROCK FESTIVAL'18に出演。2016年に演劇カンパニー『ヌトミック』を結成。楽譜のような上演台本とリズミカルな発話、そして俳優の個性を最大限に引き出した演出が特徴。『それからの街』 で第16回AAF戯曲賞大賞、古典戯曲の演出でこまばアゴラ演出家コンクール2018最優秀演出家賞を受賞。その他の活動として2019年6月に初の小説作品『トゥー・ビー・アニマルズ』を悲劇 喜劇(早川書房)に掲載。2019年アーツコミッション・ヨコハマ クリエイティブ・チル ドレン・フェローシップ。