2020年2月、劇団SET創立40周年記念公演『ピースフルタウンへようこそ』のテレビ放送が決定

ニュース
舞台
2019.12.13
劇団SET創立40周年記念公演『ピースフルタウンへようこそ』

劇団SET創立40周年記念公演『ピースフルタウンへようこそ』

三宅裕司が主宰、小倉久寛が所属する劇団スーパー・エキセントリック・シアター(SET)は、2019年に創立40周年を迎えた。記念公演として上演された第57回本公演『ピースフルタウンへようこそ』が、2020年2月にWOWOWで放送されることが決定した。

本公演は、笑い、ダンス、アクション満載で上演されたエンターテインメント作品だが、リッチな町と廃れた町という2つの軸で進行し、両住民によるダンスと歌のバトルは、ブロードウェイミュージカル『ウエスト・ サイド・ストーリー』を彷彿とさせる。そして中盤以降の意外なストーリー展開から、観ている人たちに「幸福とは」「人間とは」「本当の平和とは」をユーモラスに問い掛ける。  

40周年を迎えた劇団が届けるのは、“分かりやすくて誰もが楽しめる、サービス精神旺盛な舞台”。珠玉のミュージカル・アクション・コメディをぜひご覧いただきたい。

ストーリー
東京都巷区にある高級住宅街・青金台(あおがねだい)。治安が良く、オシャレな店が立ち並ぶこの町に、志賀内吹京 (小倉久寛)が、妻や子どもたちを連れて引っ越してくる。彼らは青金台を参考にして、寂れた故郷・素裸無町(すらむちょう)を再興しようとしていた。青金台の住民である巷区の区長・超富裕層(三宅裕司)をはじめとするセレブな住民たちは、 そんな志賀内一家を快く受け入れる。平和で幸福な毎日ゆえ、町ではミュージカルのような光景が繰り広げられ、吹京たちは次第にその不思議な魅力のとりこになっていく。しかし、ある夜、不気味な現場を目撃してしまったことから、青金台が信じがたい秘密を隠しているのではと疑念を抱き始める。そんな中、東京都知事の号令で、歌とダンスで町の幸福度を競い合い、優勝した町は好きな町を吸収合併できる「幸福度コンテスト」なる企画が開催されることになる。果たして、町の存続を懸けたバトルの結末は!?

 

放送情報

劇団SET創立40周年記念公演『ピースフルタウンへようこそ』
2020年2月 WOWOWで放送決定
 
■収録日:2019年10月23日
■収録場所:東京 サンシャイン劇場
■脚本:吉高寿男  
■演出・出演:三宅裕司  
■出演:小倉久寛、劇団スーパー・エキセントリック・シアター
 
シェア / 保存先を選択