のん、伊藤理々杏(乃木坂46)、熊谷彩春らの出演決定 NHKみんなのうたミュージカル『リトル・ゾンビガール』
(上段左から)上白石萌音、のん(下段左から)熊谷彩春、伊藤理々杏(乃木坂46)
2020年7月17日(金)~7月26日(日)日生劇場にて上演される、日生劇場ファミリーフェスティヴァル2020 NHKみんなのうたミュージカル『リトル・ゾンビガール』。本公演の全キャスト&全国公演が行われることが発表された。
本ミュージカルは、人里離れた森で暮らすゾンビの女の子・ノノと街で暮らす人間の男の子・ショウの小さな友情の物語。1961年の放送開始から1,300曲以上の名曲を送り出し、広く人々に親しまれてきたNHK「みんなのうた」の歴代の名曲を全編に散りばめたオリジナル・ミュージカルの決定版だ。
ゾンビの女の子・ノノ役を上白石萌音、ノノと人間の男の子の禁じられた友情を優しく見守るゾンビの長老・リリィ役を一路真輝が演じることが発表されていたが、この度、ノノと友達になる心優しい人間の男の子・ショウ役に、女優・創作あーちすととしてその活動が注目されているのんと、乃木坂46の3期生で次世代のホープとして期待される伊藤理々杏の出演が決定した。
また、ノノ役のWキャストにミュージカル『レ・ミゼラブル』コゼット役に史上最年少で抜擢された熊谷彩春、さらにショウの父親・クルス役に吉本坂46参加やミュージカル出演など芸人以外の活動にも積極的なエハラマサヒロ、ショウのクラス担任・ハル役に元宝塚歌劇団花組娘役でテレビ東京「THEカラオケ★バトル」のグランプリ獲得経験のあるRiRiKA、ゾンビの親分役に舞台で演じる存在感あるキャラクターが記憶に残るコング桑田など、多才な実力派キャストが揃った。
(上段左から)エハラマサヒロ、RiRiKA、コング桑田(下段)一路真輝
されに、本作品は日生劇場での公演のほか、岩手、群馬、静岡、愛知、大阪、兵庫、大分など全国16か所でも公演を行われる。
森に住むゾンビの小さな女の子・ノノ。ゾンビたちは憎き敵、人間と離れて愉快に暮らしていました。ところがある日、そのゾンビ達が住む森に、人間たちが押しかけてきたのです。一体何の目的で森へやってきたのか? 不安に震えあがるゾンビ達。そこでノノが正体を隠して、人間の街へスパイに行くことになりました。人間の街にきたノノは、大人しくて心優しい人間の男の子、ショウと出会います。「人間は恐ろしい奴ばかり」と聞いていたノノは、ショウの優しさに戸惑います。仲良くなってはいけないはずの二人の友情の行方は? そして争い合うゾンビと人間の未来とは?放送開始から約60年、NHK「みんなのうた」1300曲以上の中からよりすぐった名曲と共に、みなさまに小さな友情物語をお届けいたします。
キャスト・演出家コメント
■上白石萌音(ノノ役・Wキャスト)
個性豊かで頼もしい共演者の皆様の顔ぶれに、今からワクワクしています。
中でものんさんと初めてご一緒できることがとても嬉しいです。
先日の撮影でお会いした時、ショートカットから覗く大きな潤んだ瞳に吸い込まれそうになりました。
お互い子どもに戻って向き合う日が楽しみです。
全国のご家族にこの温かい物語を届けられるよう、皆さんと楽しみながらがんばります!!
劇場でお待ちしています!
■熊谷彩春(ノノ役・Wキャスト)
素晴らしい先輩方やスタッフの方々と一から新しい作品を作り上げていけることを本当に光栄に思います。
また、長い年月多くの人に愛されている「みんなのうた」にこのような形で関わらせていただけてとても嬉しいです。
台本を読みながら、ノノとショウの小さな友情物語に涙が溢れました。小さい頃の自分自身とノノが重なる部分が沢山あって、今から演じるのがとても楽しみです。
どんな困難に直面しても自分の道を進んでいくノノの勇気を全国の皆様にお届けできるように精一杯努めます。
是非劇場にお越しください!
■のん(ショウ役・Wキャスト)
私も、「みんなのうた」を見て育った子どもの1人なので、今回参加できるのをとても嬉しく思っています。
みんなが聴いて歌ってきた曲達が揃うので、私も大切に歌わなければと身が引き締まる思いです。
そして今回は初めての少年役。青年役はやった事あるけど、少年は初めて。新たな挑戦の場を経験する事に喜びを感じています。
キャストの皆様はじめ、素敵な演出・スタッフの皆様と共に希望に溢れるミュージカルを届けられるよう、頑張りたいと思います。
■伊藤理々杏(乃木坂46)(ショウ役・Wキャスト)
出演させて頂くことを聞いた時はとても驚いたと共に、とても嬉しくなりました。「みんなのうた」は小さい頃よく見ていたので、その舞台というとどんな感じなのだろうと期待に胸を膨らませています。男の子の役は初めてなので挑戦ではありますが、楽しみです。小さいお子さんや大人の方まで幅広く皆さんが楽しんで頂けて、心に届くような舞台となるよう精一杯頑張ります。よろしくお願いします。
■エハラマサヒロ(クルス役)
「コンピューターおばあちゃん」のシュールさに心奪われた小さい頃から今も忘れずに心に残っている「みんなのうた」の楽曲の数々。4人の子育てをしてる今、家では毎日流れているのでどの曲でも歌える準備は出来ています(笑)。一体どんなミュージカルになるのか、きっと明るく楽しい世界になると思いワクワクしております。お子さんから大人の方まで幅広い皆様に幸せをお届け出来るよう頑張ります!
■RiRiKA(ハル役)
ご出演の皆さん、スタッフの皆さんの顔ぶれを拝見すると、これは面白いものが出来そうだなぁと今から楽しみです!
オリジナル作品ということで、ゼロから作る一員として自分も力になれるよう精進したいと思います。
特に楽しみにしていることを三つ書きます。
①「みんなのうた」。名曲ばかりなので、全国の皆さんへお届けできることに今からワクワクしています!
②演出の鈴木ひがしさんは私にお芝居の楽しさを教えてくださった方のひとりです。久しぶりにご一緒できて本当に嬉しいです。
③宝塚の大先輩である大好きな一路真輝さんとお芝居で共演させていただくのは初めてのことで、近くで沢山のことを学ばせて頂ける環境に感謝したいと思います。
よろしくお願いいたします!!
■コング桑田(親分役)
ゾンビの親分役を頂き、「みんなのうた」との初コラボで長期公演!!最高にハッピーです。
「みんなのうた」のスタートが私の生まれた1961年。同級生!
1966年「ドナドナ」で悲しさ、「オバケなんてないさ」で勇気を、73年「さらばジャマイカ」で哀愁、他にも「北風小僧の寒太郎」「南の島のハメハメハ大王」「ドラキュラのうた」「動物園へ行こう」「シャーロックホームズとワトソン博士」「ボクたち大阪の子どもやでェ」。歌の楽しさ、歌う喜びの種を私に撒いてもらいました。
「みんなのうた」はミュージカル舞台に立つ私の礎、バックボーンと言えます。
今回の舞台を通して、知らないとか、姿かたちで差別したり、話した事もないのに噂だけで他人と壁を作ったりして欲しくない!楽しくないからねって、大人にも、子どもにも、私自身にも伝えたいです。
■一路真輝(リリィ役)
『リトル・ゾンビガール』日生劇場から始まり、全国のお客様にも観て頂けることをとても嬉しく思っています。東北から九州まで16箇所も!
その土地の魅力を堪能させていただきながら、わたしたちもお客様に素敵な時間をお届け出来たらと思っております!
共演の皆様は、はじめましての方も沢山いらっしゃいますが、お久しぶりのコング桑田さんとご一緒出来るのも楽しみです。
NHKの「ブンバ・ボーン!」で全国のお子様にもお馴染みのコングさんが、全国回られたらきっと皆様、大喜びでしょうね!いろいろ楽しみがいっぱいです!
■演出・鈴木ひがし
人が幸せになるために大切なことは何か、この物語のテーマです。私たちは受験戦争、会社での出世、競争社会の中で勝ち抜いて「成功」し続けることが、「幸せ」であることと思い、夢中になってはいないでしょうか。しかし、貧しさの中にも「幸せ」は自分と相手とのつながりのなかに感じることができます。それは、家族やともだちのなかに、気づかないうちにあるもの、また苦労して手に入れるものだったりします。
今回、NHK「みんなのうた」の名曲にのせて、ゾンビと人間のこどもたちが、生きるために大切なことを探しに歩き出します。
2020年の夏、劇場に起こる奇跡を一緒に体感してください。
公演情報
<日程・会場>