水田航生、初の写真集が自身の誕生日に発売 　「悲願だったので純粋に嬉しい」と超笑顔

舞台を中心に活躍中の水田航生が2019年12月21日（土）、東京・八重洲ブックセンターにて自身初となる写真集『Live』の発売イベントを開催した。

水田は現在上演中のブロードウェイ・ミュージカル『ウエスト・サイド・ストーリー』Season1でベルナルド役を、そして年明けの3月からはミュージカル『ボディガード』日本キャスト版、さらには先日放送されたFNS歌謡祭で初披露された、ミュージカル『四月は君の嘘』への出演が決まっている。

このイベントの前日に29歳の誕生日を迎えた水田は、1st写真集発売ということについて「悲願だった。純粋に嬉しい」と語る。「10代の頃から芸能活動をしていて、周りの俳優仲間が写真集を出したりしているのも知っていましたし、僕のことを応援してくれている皆さんからも『写真集出さないんですか？』という声を聞いたりしていたので、20代最後のタイミングでこうやって撮れたことが本当にありがたい」と本音を明かした。

ソウルと東京で撮影された本作は、“様々な水田航生”を収録したファン必見の写真集。加えてロングインタビューや撮影密着からインタビュー映像までを収録したスペシャルDVDも同梱されている。写真集の手ごたえを聴かれると水田は「思ったよりも素の自分が出ていた。今まで約10年間活動してきた自分の軌跡や自分のルーツを辿りながら、いろんな思いを馳せながら撮れたんじゃないかな」と胸を張り、なかでもお気に入りのカットについては「韓国で撮影をしたあと、最後のほうに東京で撮影したカットなんですが、写真集の総括的な想いというか、韓国での旅や今までの10年間のことがフラッシュバックした瞬間だった」と語り、「夕方で、すごく気持ちが良くて。自分の表情もたそがれていたり、いろいろなものに想いを馳せている感じて、すごくそぎ落とされた風に見えたんです」とその1枚を選んだ理由を述べていた。

写真集のタイトルを『Live』にした理由については「舞台を中心にやらせていただいているので、いろんなライブ感だったり、その場その場の瞬間って言うのを切り取って見ていただきたいという想いがあったので、そういう意味での“Live”。それと“Live”とは、“生きる”“住む”という意味もあって。韓国に3ヵ月住んでいたこともリンクさせながら、これからもファンの方々と一緒に生きていきたいという想いも込めて、このタイトルにしました」と想いを口にした。

なお『誕生日だった昨日はどんな風に過ごしたか？』と聞かれると「今本番中なので、『ウエスト・サイド・ストーリー』のステージ上で迎えた」と話す水田。「29歳は楽しく生きたい。笑って過ごす日が1日でも多く過ごせたらいいなと思う、29歳と1日目です（笑）」と述べ、「30歳になったら、バンジージャンプを飛ぼうと思っています。高いところは怖いですが、それを打破したい。30歳になった瞬間に飛びたいなと思っています」と茶目っ気たっぷりに答えていた。

取材・文・撮影＝こむらさき