ビルボード・アルバム・チャート、ベスト10で6作品がラップ

コラム
音楽
2020.1.15

※大手レコード会社の洋楽部門での豊富な経験を持つ筆者によるブログ「洋楽天国」提供記事をお届けします。

今週のビルボード・アルバム・チャート(2020年1月18日付)

YouTubeの再生回数がチャート作成データに加えられた最初のビルボード・アルバム・チャート。年始のチャートは前週に比べ、殆ど変化がなかった。カッコ内は前週。


1(2) ロディ・リッチ「Please Excuse Me for Being Antisocial」 97,000枚
2(3) ポスト・マローン「ハリウッズ・ブリーデイング」 65,000枚
3(4) ハリー・スタイルズ「ファイン・ライン」 49,000枚
4(1) コンピレーション「ジャックボーイズ」 47,000枚
5(5) サウンドトラック盤「アナと雪の女王2」 42,000枚
6(8) ダベイビー「Kirk」 41,000枚
7(6) ビリー・アイリッシュ「ホエン・ウィー・オール・フォール・アスリープ、
    ホエア・ドゥー・ウィー・ゴー?」 38,000枚
8(7) ヤング・サグ「So Much Fun」 35,000枚
9(10) サマー・ウォーカー「Over It」 30,000枚
10(17) ロッド・ウェイブ「Ghetto Gospel」 27,000枚


1位のロディ・リッチは21歳のラッパー。2位のポスト・マローンは24歳のラッパー。3位のハリー・スタイルズは元ワン・ダイレクション。4位はラッパーのトラヴィス・スコット(26歳)が運営するカクタス・ジャック・レコードのコンピレーション・アルバム。5位の「アナと雪の女王2」のサントラ盤はセールスが落ちない。

6位のダベイビーは28歳のラッパー。7位のビリー・アイリッシュはグラミー賞を狙う。8位のヤング・サグは28歳のラッパー。9位のサマー・ウォーカーは23歳の女性シンガー。10位のロッド・ウェイブは20歳のラッパー。

ベスト10で6作品がラップ。

>>2020年1月14日「洋楽天国」より

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