ミュージカル『ローマの休日』アン王女役に朝夏まなと・土屋太鳳のWキャストで2020年10月上演
(左から)平方元基、土屋太鳳、朝夏まなと、加藤和樹
オードリー・ヘプバーン主演映画(1953年)をミュージカル化した『ローマの休日』が、2020年10月に東京・帝国劇場で上演される。主演のアン王女役を務めるのは、TV 、映画、TVコマーシャルをはじめ、各方面で活躍する国民的な人気女優・土屋太鳳と、元宝塚歌劇団トップスターにして、日本ミュージカル界を牽引するトップ女優・朝夏まなと(Wキャスト)。二人揃い踏みで、帝劇初登場、初主演を飾る。なお土屋はミュージカル初挑戦となる。
また、新聞記者という立場を越えて、王女と心の交流を交わすジョー・ブラッドレー役は、日本ミュージカル界きっての 人気・実力を兼ね備えた俳優、加藤和樹と平方元基がWキャストで演じる。その他出演者は、決定次第、改めての発表となる。
公開から半世紀を超え今なお世界の映画ファンを魅了し続ける「ローマの休日」。ある国の王女が、ヨーロッパ歴訪の途中で立ち寄った“永遠の都・ローマ”で手にした、一日だけの自由な時間。そんな王女のプライベートをスクープしようとローマ観光をエスコートする新聞記者との交流、そして、生涯忘れえない恋とのめぐり逢い。この永遠のラブ・ロマンスが世界で初めてミュージカル化されたのが1998年10月。アン王女役を大地真央、ジョー・ブラッドレー役を山口祐一郎が演じた。2000年3・4月には、帝国劇場での2か月間公演の再演が行われた。この作品の大ヒットを皮切りに『風と共に去りぬ』(2001年初演)、『十二夜』(2003年初演)、『マリー・アントワネット』(2006年初演)、『レディ・ベス』(2014年初演)と、 東宝は日本発のオリジナル・ミュージカルを次々と世に送り出してきた。
そんな日本発オリジナル・ミュージカルの伝説的傑作『ローマの休日』が、2020年、新たなキャストを迎えて装いもあらたに 生まれ変わる。なお、20年ぶりの再々演には、初演スタッフだった脚本:堀越真、演出:山田和也、音楽:大島ミチル、作詞:斉藤由貴も再結集する。
新キャスト4名(役ごと五十音順)によるコメントは次のとおり。
■朝夏まなと(アン王女 Wキャスト)
「ローマの休日」は、大好きな作品で映画も何度も見ています。そして帝国劇場の舞台に立つことが夢だったので、このような機会をいただけて本当に幸せです!歴史ある作品を、演出の山田さんはじめ素晴らしいスタッフ、キャストの皆様と作り上げることが今からとても楽しみです!
■土屋太鳳(アン王女 Wキャスト)
帝国劇場に立つ。ミュージカルに挑む。「ローマの休日」という世界に出会う…信じられません。夢も奇跡も超えていて、こわいほどです。でも、だからこそ全てを賭け、アン王女を生きます。よろしくお願いいたします。
■加藤和樹(ジョー・ブラッドレー役 Wキャスト)
大地真央さん、山口祐一郎さんという大先輩方が上演し、誰もが知る名作に携われることを心から嬉しく、光栄に思います。素晴らしいキャスト、スタッフの皆さんと共に、最高の作品になるよう頑張ります。新たに生まれ変わる「ローマの休日」を楽しみにしていてください。
■平方元基(ジョー・ブラッドレー役 Wキャスト)
全世界で愛される不朽の名作。出演できるなんて夢のようです。真実の口やベスパのシーンなど胸躍る場面が沢山あります。古き良き空気感を大切にしつつ、令和を迎えた日本で新しいローマの休日をお届け出来る様に丁寧に演じて参りますのでどうぞご期待ください。
公演情報
■上演日程:2020年10月
■会場:帝国劇場
■脚本:堀越真
■演出:山田和也
■音楽:大島ミチル
■作詞:斉藤由貴
アン王女:朝夏まなと / 土屋太鳳(Wキャスト)
ジョー・ブラッドレー:加藤和樹 / 平方元基(Wキャスト)