年に一度・一見さん大歓迎、新橋芸者の晴れ舞台『第96回 東をどり』開催が決定

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2020.1.31

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2020年5月23日(土)~5月26日(火)の4日間、新橋演舞場にて『第96回 東をどり』が開催されることが発表された。

幕末に興り、近代化の明治に発展した新橋花柳界。京、大坂に在った芸者の歌舞練場に倣い大正14年に新橋芸者の晴れ舞台として建設されたのが新橋演舞場で、そこから『東をどり』の歴史は始まったという。以来約96年に渡り続く『東をどり』は、川端康成、吉川英治、谷崎潤一郎など、文豪の書き下ろし脚本の舞踊劇、横山大観、小倉遊亀、前田青邨など、一流画家による舞台美術等、新橋花柳界ならではのご縁による豪華な舞台、また、踊りの名手、まり千代の美しい男姿や、スター芸妓が登場し、公演は大成功。楽屋口には出待ちの女学生の人垣が出来るなど、人気が広がっていったという。

建築当初の新橋演舞場

建築当初の新橋演舞場

まり千代出演の東をどりの様子

まり千代出演の東をどりの様子

第96回を迎えた今回、花柳、西川、尾上の三流派から、四代家元・尾上菊之丞が総合構成演出を務める。歌舞伎公演、宝塚歌劇団など数多くの作品を振り付ける菊之丞ならではの、華やかで粋な舞台をつくりだすという。また、幕前と幕間にも、「演舞場を料亭に」の合言葉通り、ホワイエなどに様々な文化のサロンが並び、料亭を表現。幕間には芸者衆もロビーに登場して、記念撮影に応じたり点茶席が設けられたりと、料亭気分を味わえるという。限定フードやグッズの販売もあり。舞台には、新橋芸者の三味線の音色と踊りの粋。一見さんお断りの料亭でしか見ることのできない芸者衆の、粋で艶やかな踊りや芸を見ることができる、1年に1度の貴重な機会だ。詳細は、公式ホームページにてチェックしてほしい。

昨年の舞台風景(COO PHOTO)

昨年の舞台風景(COO PHOTO)

芸者による点茶

芸者による点茶

公演情報

第96回 東をどり
 
日時:令和2年5月23日(土)~5月26日(火) 全10回公演
・23日(土)・24日(日)は三回公演
壱の宴 開場11:00 開演11:30~終演13:00
弐の宴 開場13:10 開演13:40~終演15:10
参の宴 開場15:20 開演15:50~終演17:20
 
・25日(月)・26日(火)は二回公演
昼の宴 開場12:30 開演13:00~終演14:30
夕の宴 開場15:20 開演15:50~終演17:20
 
会場:新橋演舞場
前売り開始:4月13日(月)より
演舞場 切符売り場 他 松竹系プレイガイド
 
・花桟敷席 10,000円
・花席(1階、2階前方) 8,000円
・月席(2階後方) 5,000円
・雪席(2階左、3階) 2,000円
 
◆学生当日半額
・年齢は問わず、学生証の提示により、当日券はすべて半額。
 
公式ホームページ:http://www.azuma-odori.net (検索:東おどり公式)
東をどりに関するお問い合わせ先:東京新橋組合 TEL:03-3571-0012
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