T-worksが劇団チョコレートケーキ・古川健の新作『愛する母、マリの肖像』を上演 山像かおり、辰巳琢郎らの出演が決定

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舞台
2020.3.4
 撮影・デザイン:堀川高志

撮影・デザイン:堀川高志

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2020年3月11日(水)~15日(日)赤坂RED/THEATERで、3月27日(金)~29日(日)ABC ホールにおいて、 T-works『愛する母、マリの肖像』を上演する。

T-works は、関西を拠点として活動している女優・丹下真寿美の魅力を全国に広めるべく立ち上げたユニットで、2017 年4月より活動をスタートしている。本公演は、劇団チョコレートケーキの古川健による新作書き下ろしとなり、演出は文学座の高橋正徳が手掛け、『放射能』の名付け親で二度のノーベル賞を受賞した偉大な学者マリ・キュリー(キュリー夫人)を、娘を通して家族や友人と共に後半生を描いていく。

出演者は、マリ・キュリー役に山像かおり(西瓜糖)、ダニエル・リシャールという架空の人物を辰巳琢郎、マリの娘であるイレーヌ・ジョリオ=キュリーは、T-worksの丹下真寿美が務める。その他に阿部丈二佐藤聖羅福地教光(バンタムクラスステージ)、大塚宣幸前田友里子(アガリスクエンターテイメント)、佐藤豪の出演が決まっている。

山像かおり

山像かおり

辰巳琢郎

辰巳琢郎

丹下真寿美

丹下真寿美

阿部丈二

阿部丈二

佐藤聖羅

佐藤聖羅

福地教光

福地教光

大塚宣幸

大塚宣幸

前田友里子

前田友里子

佐藤豪

佐藤豪

キュリー夫人が当時置かれていた社会環境は恵まれたものではなく、ジェンダー、男女共同参画、フェミニズム、出自による差別、民族意識、戦争と科学の関わりなど、現代まで綿々と続く諸問題が彼女の人生に大きく関わっていた。さまざまな角度からキュリー夫人を俯瞰することで、現代に通じる視点で本作品は描かれていく。

【STORY】
誰もがその名を知っている、偉大な女流科学者マリ・キュリー。その人生は困難の連続だった。常に経済的な困難に苦しんだ学生時代。苦しいやりくりの中で夫ピエールと歩んだ研究時代。そして、あまりにも早過ぎる夫の死。それを乗り越えての二度目のノーベル賞受賞。よく知られるキュリー夫人の物語は大体がここで終わる。しかし、この先の物語でもキュリー夫人は困難に挑み続ける。

フランス中をにぎわした未亡人のスキャンダル。第二の祖国フランスに大いに尽くした第一次世界大戦。夫妻の業績を引き継ぐ研究所の設立。放射能研究の副産物として壊れていく自分の体。そして愛する二人の娘イレーヌとエーヴの教育。やがてイレーヌはマリの後継者として成長する。エーヴは芸術文学を愛し、マリの死後、母の生涯を伝記として著す。マリと二人の娘、これは娘を通して語られる『唯一無二の女性』の後半生を描く物語だ。

 

公演情報

T-works #3
『愛する母、マリの肖像』
撮影・デザイン:堀川高志

撮影・デザイン:堀川高志

■会場・日程
<東京公演>
2020年3月11日(水)~15日(日)赤坂RED/THEATER
3 月 11 日(水)19:00
12 日(木)19:00
13 日(金)14:00、19:00
14 日(土)13:00、18:00
15 日(日)13:00
 
<大阪公演>
2020年3月27日(金)~29日(日)ABC ホール
3 月 27 日(金)19:00
28 日(土)13:00、18:00
29 日(日)13:00
 
■料金:全席指定(税込) 前売:5000 円、当日:5500 円
 
■脚本:古川健(劇団チョコレートケーキ)
■演出:高橋正徳(文学座)
■出演:
山像かおり(西瓜糖)、丹下真寿美(T-works)、阿部丈二、佐藤聖羅、
福地教光(バンタムクラスステージ)、大塚宣幸、前田友里子(アガリスクエンターテイメ
ント)、佐藤豪、
辰巳琢郎
 
■企画・製作:T-works
■T-works公式サイト:https://t-works-works.com/
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