東京交響楽団、20万人が視聴した無観客コンサート配信『東京交響楽団 Live from Muza!』の再放送が決定

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2020.4.15
東京交響楽団

東京交響楽団


2020年3月に行われた、東京交響楽団による無観客コンサート配信『東京交響楽団 Live from Muza!』が、2020年4月18日(土)に開催中の「ニコニコネット超会議2020」内のプログラムとして、再放送されることが決定した。

『東京交響楽団 Live from Muza!』とは、2020年3月8日と14日の2回にわたり、東京交響楽団が拠点ホールミューザ川崎シンフォニーホールとともに、株式会社ドワンゴの協力を得て「ニコニコ生放送」にて収録・生配信を実施したオーケストラ史上初の“無観客”コンサート生配信。 2回の生配信で延べ20万人の視聴者数を集め、昨今の新型コロナウイルス感染が拡大により次々と演奏会が中止されるなか、新たなオーケストラ鑑賞のかたちとして注目を集めた。

放送日の4月18日(土)は当初、主催公演『東京オペラシティシリーズ第114回』公演の生配信が予定されていたが、政府発令の緊急事態宣言に伴い同公演を延期、生配信は取り止めとなっていた。
しかし、株式会社ドワンゴからオーケストラ支援のために「ニコニコネット超会議」開催期間中の再放送の提案を受け、「ニコニコ生放送」で無観客コンサート生配信第1弾の3月8日開催「名曲全集第 155回」の映像をギフト(投げ銭)機能を付与して、無料視聴再放送されることとなった。なお、ギフトによる収入は東京交響楽団の活動に役立てられるとのこと。
(※ギフト(投げ銭)機能とは:niconico のアカウントを作成し、ニコニコポイントを1ポイント=1円で購入、そのポイントを使って生放送中の画面に「♪」を表示させることなどができる)

東京交響楽団は、この度の新型コロナウイルス感染拡大の影響により、当団も多数の公演中止を余儀なくされ、極めて深刻な事態に直面しております。ライブ配信やCD制作、過去の演奏映像の配信等、様々なアイデアを重ねて参りましたが、4月7日の緊急事態宣言を受け、5月6日まで事務局を含めた全ての業務を休止致します。このたびの無観客コンサートの再放送における、楽団寄付となるギフト機能に加え、当団サポートシステムを通じたご支援へのご案内も広くお知らせいただけますようお願い申し上げます、とメッセージをよせた。

配信情報

無観客コンサート配信『ミューザ川崎シンフォニーホール&東京交響楽団 Live from Muza!』
<再放送内容>
 
配信日時:2020年4月18日(土)14時 <無料配信>
番組URL:https://live.nicovideo.jp/watch/lv325239360
※配信時にコメント投稿も可能

収録日時:名曲全集第155回 2020年3月8日(日)14時
会場:ミューザ川崎シンフォニーホール
主催:ミューザ川崎シンフォニーホール(川崎市文化財団グループ)、公益財団法人東京交響楽団

指揮=大友直人
ピアノ=黒沼香恋(ミューザ・ソリスト・オーディション2017 合格者)
オルガン=大木麻理(ミューザ川崎シンフォニーホール・ホールオルガニスト)
管弦楽=東京交響楽団(川崎市フランチャイズオーケストラ)

ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
ラヴェル:ピアノ協奏曲ト長調
サン=サーンス:交響曲第3番「オルガン付き」

公式サイト

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