s**t kingzがオンラインで魅せる！　『s**t kingz presents NAMA! HO! SHOW! -Live streaming dance show-』ついに開幕

2020年6月14日（土）20:00から公式Youtubeチャンネルにて、s**t kingz（シットキングス）のダンスライブ『s**t kingz presents NAMA! HO! SHOW! -Live streaming dance show-』が生配信される。本公演は無観客で、約60分のダンスショーを全世界同時生配信するというものとなっており、s**t kingzがまるでVRを観ているかのように、360度あらゆるところでダンスする姿が映し出される。

配信日直前に行われたゲネプロの模様をレポートしよう。

shoji、kazuki、NOPPO、Oguriの4人が開幕の挨拶を告げた後、早速ライブが始まった。
ステージ上にはOguriが一人、自分の部屋の中で、グラスを傾けながら音楽を聴き、時にはかけてあるシャツをダンスのパートナーに見立てて踊ってみせたり、酒瓶を楽器に見立てて吹き鳴らしたりと、まるで自粛生活の一コマを描くようにソロダンスを魅せる。

4人は今流行りのZoom（風）で、オンラインでライブの打ち合わせをする4人。会話の内容や動きにそれぞれの個性やダンスの振付のこだわりなどが垣間見えるだけでなく、突然一人の動きがフリーズする、“オンラインあるある”も織り交ぜられて思わず笑いが零れそうになった。

shojiのオラオラ系ソロダンスはキレッキレのボディコントロールで魅せ、そしてkazukiの鏡を使ったダンスは繊細さと色気たっぷり。どちらも自分の内面と向き合いつつも、誰かと踊るきっかけを追い求めているように見えた。

ある家族の様子を描くコーナ―では息子に扮するNOPPOを中心に父Oguri、母shoji、ペットの犬kazukiが、ソーシャルディスタンスなどこの数か月に当たり前となったキーワードを絡めつつ、賑やかに踊ってみせる。その後、NOPPOのソロダンスでは、長い手足を活かした“カッコイイ”ダンスを期待に応えるように舞い踊っていた。

この生ライブ配信では、「#NAMAHOSHOW」というハッシュタグを使ってTwitterと連動し、コメント機能を使って感想をつぶやいたり、時にはメンバーに2種類のダンスのどちらを踊ってもらいたいか、投票する企画もあり、ただ映像を観ているだけではなく、ライブに自分も参加している気分を楽しめるものとなっていた。

余談だが、ゲネプロでは、撮影スタッフが画面に映り込んだり、メンバーの付け髭が取れてしまうなどのハプニングもあり、生配信ならではの笑いも起きていた。

ソロから4人での群舞シーンへと変わっていくと、この数か月バラバラにならざるを得なかった4人が一つになったという想いで、思わず熱いものがこみ上げそうになった。

今回のライブ生配信について、メンバーから以下のコメントが寄せられている。

エンタメ業界は、まだ完全に元通りになったとは言えない状況だが、近い将来また多くの観客の前で4人が踊りまくる姿を楽しみに待ちたい。